記事より~
20日のFIFAの処分で、イタリアのマテラッツィに対しても2試合の出場停止と罰金が命じられたことに、イタリアでは反発が広がっている。
ADNクロノス通信によると、メローニ国会下院副議長(中道右派)は「釣り合いの取れていない処罰」だと批判し、「イタリアがいかに国際サッカーで軽んじられているかを示している」と語った。
マテラッツィの所属するインテル(セリエA)のファケッティ会長も「挑発した者と、それに対して行動した者への罰としては不均衡だ」と不満を示した。元イタリア代表でACミラン(同)のマルディーニは「ピッチでの発言が処罰されるなんて前代未聞だ。マテラッツィがイタリア人であり、王者(ジダン)の行為を正当化したかったからだろう」と語った。
ワールドカップの決勝戦が終わってから
もうどれくらいたつだろう
試合の結果、内容ではなく
その後について多くが語られているのはさびしい限りだ
勝者をたたえ、また敗者に対しても健闘をたたえる
これがワールドカップの決勝を戦ったチームに対して行われるべきことだったではないのか
ジダンのラストダンスに花を添え、ジダンの大会として終わらせる。
そうしようとすろ風潮がどこかにあったのだろう
しかし試合の結果は周知のとおり
マテラッティは本当にジダンに対してひどいことを言ったのかもしれない
しかし、サッカーという競技のルール内では、反則をおかしたのはあくまでもジダンであり、それに対してジダンがレッドカードをうけたということで終わりというのでは、いけないのだろうか
今大会は結果としてジダンの大会になった。
しかし、それは彼のすばらしいプレーでそうなったのではなく、マスコミの過剰報道もふくめた試合後に繰り広げられてしまったあまりにも長いロスタイム下での醜い戦いのもとでそうなったのである