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一杯の水

一杯の水があれば、飢えたあの人は少しだけ長く生きることができるかもしれない。
あの人はその少しで、あなたに言葉を残すかもしれない。
あなたの人生はその言葉で変わるかもしれない。
あなたの人生に携わった誰かも、あなたによって何かが変わるかもしれない。

今死のうとしているあなたが、少しだけ思い留まったなら、その思い留まった時間だけ、あなたの未来が過去になる。

生きるということは、未来が変わる可能性が生まれるということ。
死ぬということは、あなたの人生が過去になること。
今あなたがどん底なら、少しだけ思い留まることで、一ミリどん底からはいあがれる可能性が生まれる。さらに深く落ちる可能性が生まれる。
未来は明るいかもしれない。暗いかもしれない。

ただ生きるということは、明るかろうが暗かろうが、あなたが自分の人生を自分の力で創ることができるということである。

過去になった自分の人生を悔やむことも、生きているからできること。

死んだあとの世界を考えることができるのも、生きているからできること。


苦しいも、楽しいも、生きているから感じること。

あなたは死んでも楽にはなれない。