1月23日の日記パートⅡ.
これは前回の日記の続きになります・・・
マチュピチュで最高の気分を味わった後の事件。
無事にバスでマチュピチュ村から帰ってきたうちらはとっても腹ペコだったので
6人で美味しくランチをいただきました
しかし、その頃からさっきまでの晴天がウソのように、激しい雨が降り出したわけ
帰りは電車で帰ることに決めていたうちら。
電車の時間は16時40分頃。
ランチを食べ、少し村をプラプラした後、みんなで駅に向かいました。
・・・・・が!
時間が近づいてきても、全く電車が来る気配もなく、駅の中に入れてもらえる気配も無し。
電車が遅れてるのかなぁと、数十分の間は余裕で待ってたんだけど。
だんだんのんびり待っていられないくらい、時間が過ぎていく。
何だかおかしいぞ?
・・・そう。何かがおかしかったのです。
最近降り続いてる雨のせいで、川が氾濫し
うちらが乗る電車の到着駅<ポロイ>の手前で、なんと橋が流されたという情報が
その為、電車が出ないっていう話が浮上してきた
そんなの困るんですけどおおおおおお
駅の窓口に殺到するお客さん達。
何だか、場が騒然としてきた。
しばらく待っていると、電車が遅れて出発するとの張り紙が。
< 出発時刻 22時30分 >
・・・・・( ̄□ ̄;)
うぇぇぇぇ~~~~!?
6時間も電車遅れちゃうんですかい!?
一気に気分が落ち込んできた
でも、本当に22時30分に電車が出るのかも謎。
だって、橋流されちゃったんだもん。
明日の早朝にはクスコから飛行機で帰る人もたくさんいるらしく、
一体どう対処するんだと、お客は窓口に詰め掛ける。
ところが、窓口のスタッフも言っていることがすごく曖昧で、どうなるのかよく分からない回答。
これは、電車が出ることを信じて待つべきか。
その時間まで待って、もし電車が結局出ないってなったら、
もう宿がなくなるから今日の電車は諦めてサッサと宿を確保するべきか。
でも、スタッフの話によると、明日の電車はもう満席だから変更できないって言うし。
んんんん・・・
一体どうすればいいんだ(=◇=;)
と、みんなで話し合い悩んだ末、とにかく22時30分の電車を待つことに。
うちらと同じ電車のチケットを買ってた人たちは、みんな駅構内で待ちぼうけ。
悲しいのは、うちらの電車以外の<オリャンタイタンボ>行きのチケットを買ってた人は
どんどん電車に乗り込んで出発していくってこと。
オリャンタイタンボは、流された橋の手前にある駅だから、
そこまでは問題無く電車が出てるんだって。
『だったら、うちらもとっととオリャンタイタンボまでの電車を出して乗せてくれれば良くない?
何で6時間も待たなきゃいけないの???』
と、不安モリモリな感じだったけど、そんなこと言ってもどうしようもないから
のんびり待つことに。
うちら6人と、ここマチュピチュで合流したユウコちゃん、しーちゃん、のりちゃんの
3人を合わせた計9名でトランプ開始。
しかも<ジジ抜き>。
罰ゲームを決めてやったら、これがなかなかに盛り上がってメチャ楽しい
うちらのとこだけ、やたらと賑やか~(ノ´▽`)ノ
ジジ抜きのお陰で、だいぶ時間を過ごすことが出来た。
そうこうしてる間も、一向に止む気配のない雨。
やっと22時30分近くになって、駅構内に入ることが出来たうちら。
どうやら電車は来るらしい。
駅のスタッフが、「あなた達の席もちゃんとあるからココで待てばいい」
っていうから、その言われた場所で寒い中ず~っと立って待ってたの。
待望の電車が駅に入ってきたんだけど、スタッフが数人ずつ誘導して電車にお客を
乗せるから、うちらはなかなか電車に乗れず待ってたんだよね。
そしたら!!!
次はうちらの番になったとたんに、
「入り口はあっちだから、あっちにまわってくれ」って言われた。
・・・ハぁっ∑(゚Д゚)!?
ってなるよね!
だって、ついさっきまで「席あるから大丈夫だよ~もう少し待ってね」って言ってたじゃん!
何なのこの対応!?
別に入り口なんてどっちだっていいじゃん!
中に入れてよヾ(。`Д´。)ノ!!!
と抗議しまくるけど、全く聞く耳なし。
呆れて、うちらの後ろにいた長い列のお客たちも、言われたほうの別の入り口へ向かう。
ところが、そっちの入り口に行っても、ホームに入る為の扉が一向に開かない!
こんだけ待たせておいて、そこにやっと電車が来たっていうのにどういうこと!?
そうやって待ってると、さっき抗議しても入れてもらえなかった別の入り口のほうから
人がどんどん入ってきて電車に乗り込んじゃないか!
見てみると、そっちの入り口の扉が開けられてた。
も~~頭キタっ
うちらだけじゃなく、ここまで我慢して待ってた他のお客さん達も全員ブチ切れた。
無理矢理扉をこじ開け、一気にホームに客が流れ込む。
そして、怒りの雄叫びを上げながら電車に乗り込む人々。
ところが、用意された車両はまったくお客全員が乗れるような数ではなく
乗れずに電車の外に溢れかえる人がたくさん。
席が満杯になったら、なんと駅員が「もうダメだ」って言って
扉を閉めて中に入れようとしないの!
どんくらいの人が待ってるか、把握してたはずでしょ!?
信じられない対応に本当に怒り爆発
制止しようとする駅員を押し倒して、客が車両に乗り込む姿。
それはまさに地獄絵図のようで・・・
これに乗れなきゃ帰れないんだからーーー
って、みんなで強行突破で何とか車両に乗りこむことが出来た。
でも、電車の中はギュウギュウ詰め。
動く場所も無いほど人が乗ってる。
通路にも所狭しと客が座り込んで。
うちらは座ることさえできなかったよ・・・
本当に。本当にやっとの思いで電車が出発。
早朝から動き続けた体に、更に鞭打つこの仕打ち。
疲れきってしまった。。。
とりあえずこの電車はオリャンタイタンボまで行くらしい。
そこからはバスを用意するっていうような話を、駅のスタッフがしてたから
それを願ってたんだけど・・・
結局なに一つ情報を与えられないまま、駅に着いて電車を降りるうちら。
そこにはコレクティーボが大量に待ち受けていて、
「クスコクスコー!!!」
って叫んでる。
そう。バスなんて用意されてなかった。
高いお金払って、クスコに一番近い駅ポロイまで行くはずだったのに
そこまで行けない上に、更にここからのバス代も自分達で払うなんて・・・
もう最悪です。
でも、早く宿に帰りたい一心でコレクティーボに乗り込み
夜中3時頃、やっとクスコに帰ってきたのです。
本気で、心身共に疲れきりました。
ペルー鉄道の対応、最悪・・・
日本でもニュースになったらしいけど、この後ペルーへの道は全て寸断されて
取り残された人がたくさんいるらしいですね。
全ての交通網がストップしたのは、うちらが帰ってきた翌日のことみたい。
マジでうちら、ギリギリセーフだった~~~(((( ;°Д°))))
1日ずれてたら、うちら、マチュピチュに取り残されて救助されてたね。
ある意味、ラッキーだったと思わなきゃいけないのかもね・・・