在特会の「運動の在り方」 | 文武両道を目指す!~ペンは剣より強し~

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先代の白頭山は格闘家ですが、勝手に二代目を襲名した白頭山は文筆で勝負します。

在特会会長、通名桜井のブログがアップされていた(リンクはこちら )。

もっともらしい文章を書いているが、要はもっと運動を強化するということらしい。


ツイッターでも呟いたが、喧嘩上等ってか。

通名桜井は、自分が置かれた立場を理解していないことが分かる。


今、在特会が抱えている問題は、運動不足ではなく、運動の内容ではないのか?

自分達が訴えられている裁判が、何を問題として訴えられたものかを全く理解していない。

有罪判決も食らってるくせに、反省の姿勢が無いのが、ある意味立派だ。

喧嘩上等の姿勢が、あらゆる方面の心証を害し、結局は自分達の首を絞めることに繋がることを理解していないね。

敗訴しても、「裁判官が在日だ」とか「反日左翼裁判官」と書けばいいと思ってる程度の認識だろうし。

おめでたい考えだ。



在特会のやり方を見るだけで、はっきり言って反吐が出る。

独善としか思えない理屈をもって、抵抗してこないと高を括った相手に対して、これでもかという罵詈雑言を浴びせるやり方は、卑屈以外何物でもない。


しかし、その方法の結果、先述の通りいくつも裁判を抱える結果となり、せっかくのスポンサーにも見捨てられ、裁判費用、賠償費用がかさむばかりではないのか。

呑気に飲み食いしている会長を除いて、日々の活動資金にも苦しんでいるんだろう。

以前、僕のブログにコメントを残した在特会長崎支部のかぐりんとやらのコメント内容からも、窮状が容易に推察できる。

資金不足→活動強化→火種の増加→トラブル抱えまくり→支援者の減少→資金不足→…という「デフレ・スパイラル」状態なのだろう。


こういう視点で考えると、りょうたさんが僕のブログコメントで指摘されていた「自転車操業」という言葉がピッタリだと思う。

僕としては良い気味ではあるが、本当に情けない話だ。

こういう点を修正すべきなのはトップに位置する者の筈だが、全くもって進路が変わらないのは、会長の無能さのみならず、会長に進言できる右腕的存在の不在を意味するのだと思う。

「もしドラ」ではないが、適切なマネジメントができていないが故に、有効なイノベーションが打てないのだろう。

りょうたさんもご指摘の、「ブレーキがない壊れた」自転車操業状態を感じる。



まあ、その他の文面を見ていても、突っ込みどころは満載だ。

朝鮮学校無償化問題とTPP加盟問題が同列とは、いつもながら弾けてるし。

大体、在特会がフジテレビデモを惹起した訳でもあるまいし、何とか利用しようとする根性も見え隠れするな。


本当に単語を並べただけの文章だが、要はフジテレビデモの名前を借りて、「強硬路線に向かう保守」を正当化したいだけだね。

bubkaさんとは目も合わせられないくせに、さすがは「口だけ番長」だ。


裁判の報告をダラダラ書いていた八木が、在特会の攻撃範囲のシフトに触れていたが、これに呼応したのかも知れない。

以前に、幹部会議で吊るし上げられたと、通名桜井はツイートしていた。

この情勢から鑑みれば、通名桜井としては、在特会崩壊防止を前提にアップしたブログ記事なのだろう。



しかし、上記の分析通りならば、今回の記事は、見事なブーメランを作っただけに過ぎないのだ。

いい年した大人が、バカ騒ぎを続けるだけが能ではないだろうに。

まあ、このまま乱痴気騒ぎを続けてくれて、自ら瓦解すればいいんだけどね。