「あの人は仲川も知ってるのか?」
「は、はい。知ってます」
チラチラこっちを見るな。
「連絡先は知らないよなぁ(笑)」
「は、はい」
「花瓶になりそうなのなかったぁ」
「あ、どうも、お母さん」
お母さんが帰ってきてくれた。
「あら、戸賀崎さん」
「このたびは、申し訳ありませんでした」
「いいえ~、大丈夫ですよ」
「娘さんを危険な目に合わせてしまって。。。」
「それより花瓶の方が大変よ」
はるごんも、こんな状況じゃなければ絶対ツッコンでいるだろう。
「花瓶がないんですか?」
「そうなの、困っちゃって」
「僕の車の中に長めのコップがあるんで、持ってきますよ」
「あらま、じゃあお願いします」
戸賀崎が病室を出ていった。
「ふぅー。。。」
2人で大きなため息をついた。
「危なかったぁ」
「ちょっと、演技下手すぎでしょ(笑)」
「だって。。。てか、いとこって何!(笑)」
「それは、ママが言ったの。ごめんね」
「んもぅ、びっくりしたー」
とりあえずホッとして思わず笑顔がこぼれた。
でも、戸賀崎はもどってくる。
「どうするの!いとこって言っちゃったし」
「謝るか、黙ってるか、どっちかだね」
「でもホントの事話したら、もう会えなくなっちゃうかもよ。。。」
時計の秒針の音だけが部屋に響いている。
もう、戸賀崎がいつ帰ってきてもおかしくない。
「ホントの事話そうと思う」
僕は、思ったままの心境を言葉にした。
「そんなことしたら出禁になっちゃう」
「別にいいよ。ずっとウソついていくの嫌だし」
「ごめんなさいね。ママがこんなとこに連れてきたばっかりに。。。」
「そんなことないです!はるごんに会えてよかった。最後になるかもしれないけどね。。。」
「バカ!約束したじゃん!最後の1人になっても握手会に来るって」
「どうせこれからは握手会ないでしょ。それに僕が話せば週刊誌を訴えられるんだし」
「週刊誌なんて訴えても、私全然嬉しくないもん!」
「コップ、ありましたよ」
戸賀崎が帰ってきた。
能天気な顔で入ってきた戸賀崎だったが、この部屋の雰囲気がさっきまでと違うことに気づいたらしい。
「すいません、僕なんです」
僕は深く頭を下げた。
ネタない時に助かるぅー(笑)
まさかのウイイレ2013フラゲしてきました(笑)
ゲームをフラゲする日が来るとは…
てか、ブログも更新せずに
気づいたらこの時間で焦った…
ほどほどにしまーす(笑)