こんにちは。
不定期ですいません。
なにかと忙しくて・・・・って言い訳してみたりします(笑)
まずは近況から。
まず俺の近況。
仕事が忙しくて・・・・天手古舞いでした。
夜の付き合いも多くて、精神的にも肉体的にも、かなりきつい状況が続いてまして・・・
なんか余裕がなかったですね。
実際に家族すら放りぱなしでした。
来週からは少し家族サービスするつもりです。
少しづつ余裕が出てきましたのでね。
そしてハルさん。
相変わらずリハビリに精を出しています。
最近は痛覚などが、かなり回復していて「痛み」と闘っています。
ストレッチなどがきついそうです。
そして、かなり歩ける!
何歩とかじゃなく疲れるまで歩けます。
でも、ふらつきというか、しっかり安定して歩けるわけじゃなく、少し足を引きずったりしながら歩く感じです。
日に日に安定感が少しづつですが出てきているようには感じます。
車椅子からの卒業は、まだまだでしょうが・・・焦らずゆっくりでいいので回復してほしいですね。
そして真美さん。
音楽からの引退を決意。
先週の土曜日に、いつものバーで引退ライブしました。
俺はもちろん会社の仲間も全員、真美さんのライブを観に出かけました。
もちろんハルさんも息子のTも娘のKも、美香さんも。
ライブは本格的なバンド構成で、歌とギターが真美さん。ドラムはバーのマスター。他にキーボード、ベース、ギターがアメリカの方。
「千本桜」からのメタルなロックのカバー。
「聖闘士 星矢」「タフ ボーイ」「残酷な天使のテーゼ」などのアニソン。
Complexの名曲「恋をとめないで」BOOWYの名曲「季節が君だけを変える」ZIGYYの名曲「GLORIA」などのナンバー。
アコースティックギターに持ち替えて・・・
長渕剛の「CLOSE YOUR EYES」BOOWYの「わがままジュリエット」X JAPAN「Say Anything」など。
最後は姉の葵さんと真美さんで作ったオリジナル曲を3曲。
全部で18曲を披露!
吐息混じりでセクシーに独特の世界観で歌い上げる・・・独特の歌い方。
衣装がまたセクシーメタル!
白で揃えた上下のレースで装飾された下着に、黒のヒラヒラしたミニスカート、丈の短い黒のジャケットでボタンは外したまま、黒の足首が隠れるくらいのハイカットのブーツ、猫耳のカチューシャ。
スベスベの肌の露出度は高く、長い手足が際立ち、下着が見えてもお構いなし!
間奏でのギターソロではアメリカ人のギターとベースの男性が、真美さんの頬にキスでサンドイッチ!
真美さんは左右に顔を向けギターとベースの男性の頬にキス!
このパフォーマンスで、口コミで集まったお客さんのボルテージは最高潮!
とにかく圧巻のパフォーマンスでした!
お客さんは老若男女で外国人と日本人で半々くらい。
100人は越えていたと予想します。
最後には「やめないでほしい!」といった声も聞こえた。
真美さんはステージを降りて、ひとりひとりとハグをして回る・・・
そして惜しまれながら引退ライブが終了した。
圧巻のステージでした。
真美さんは音楽から引退する理由は誰にも話さなかった。
ハルさんにさえ話していない。
どうやら真美さんの心の中の問題らしい・・・でも決してネガティブな心境ではないらしい。
近況はこんなところ。
さて・・・・・ここからがタイトルにある本題。
俺は時間を見つけてはハルさんの車椅子を押して、よく散歩をする。
その流れの中の会話で、こんなことを言った。
「なぁテツ・・・・・・・・拙者がおらんくなったら、いろいろと後は頼んだぞ!」
(テツは俺の本名です)
急にこんなことを言った。
俺は思わず「何言ってんのハルさん?」って聞くと
ハルさんは「何でもねぇよ!」と言って満面の笑顔で答える。
そのとき俺は、それ以上言葉を発することができなかった。
それ以上詳しく聞くことができなかった・・・
そしてハルさんの笑顔がどこか寂しげな感じがした・・・
その後、真美さんに話してみたけど・・・
どこにも行く予定もないし、ましてや日本を離れる予定もないという。
まさか死期が近い?とも思ってしまったが、その後のハルさんはいつも通り元気で何も変わらない。
俺はハルさんの言葉が気になって仕方がなかった。
どんな意味で言ったのか?ハルさんの言葉が頭から離れなかった・・・
その後俺はハルさんに心の内をぶつけ正直に全部話した。
ハルさんが言った言葉の意味を問いただした。
ハルさんは、こう答えた。
「あ~深い意味はないよ。気にすんな」
「お前は拙者のもうひとりの息子だと思ってる・・・・だから拙者の全てを引き継いでほしい!」
「急にそう思ったから言ってみただけやわ」
と、笑顔で言った。
「自殺とか考えてるんか?」とハルさんに聞いてみる。
すると「テツおまえアホやろ?そんなわけあるか!生き抜いたるわ!」と返ってきた。
俺は嬉しかった。でも、なんかうまく誤魔化された感じもした。
俺はハルさんにこう言った。
「ハルさん。全てを受け継ぐのは息子のTの方じゃないのか?」
そうするとハルさんは「もちろん、そうだよ」と言う。
俺が「じゃあ、なんで?」と言いかけるとハルさんが話始める・・・
「拙者にもしものことがあったら、テツが受け継いだ全てを息子のTに教えてあげてほしい・・・」
「この歳になって、そんなことばかり考えるようになってさ・・・急に思ってさぁ・・・そんだけや」
俺は即こう言い返した。
「そんなことを俺に託すなよ。荷が重すぎる!長生きして自分でTに伝えなよ」
するとハルさんは少し黙った後・・・・
「そんな冷てえこと言うなよ。もしもだって言ってるだろ」
と笑顔で言った。
こんな会話をした。
でも、あの間はなんだったんだろ?
本当に死期が近いのか?なんて思ったりもした。
正直言ってハルさんが何を考えているのか分からない。理解できない。
本当に深い意味がなにのか?と余計に勘ぐってしまう。
別にハルさんに言われるまでもなく、ハルさんが生きた証は・・・俺であり真美さんであり美香さんであり息子のTであり娘のKである。
ハルさんは俺の人生の師匠であり、普通の人より何倍も濃い人生を送ってきてる。
そして思慮深く、全てを口にする人ではない。
そしていつも突然変な事を言う。
だが、底なしに誰よりも優しい・・・他人の痛みを分かりすぎてしまう節がある。
悲しみを背負いすぎて生きてきたからかもしれない・・・優しすぎる人。
取引会社の人やハルさんに関わってきた人たちは、「ハルさんどうしてる?」といまだ頻繁に聞かれる。
みんながハルさんを心配し、人が自然にハルさんに集まる。
とても人望がある人。
ハルさんは笑顔ひとつで周りの空気を一瞬で変えてしまう。
例え険悪な空気でも一瞬で楽しく穏やかな空気に変えてしまう。
俺には・・・とても追いつける人じゃない!って最近よく分かってきたところでもある。
目指すべき人だとは思っているけど、口で言うほど簡単なことじゃない。
そう簡単に心をコントロールすることなんて難しい。
仕事場にハルさんがいなくなってから、身にしみてつくづく感じた。
そのすごさに偉大ささえ感じた。
もちろん悪い所も多々ある。いや、ありすぎる!
それでも、その全てを帳消しにするほど心の強い人なのです。
今ニュースで騒がしている事件など見てると、”謝れない””罪を認めない””自己保身”そんな大人ばかりだと感じる。
そして権力の暴走。そんなことばかり感じるニュースが多い。
でもハルさんは全部が逆!
頭を下げることにプライドなんてない。
素直すぎるくらい自分の罪は認め責任を人より必要以上に感じてしまう。
自己保身なんて全く考えていない行動。
権力は持っていても、誰かを守ることにしか使わない。
自分のためには権力を使わない。
そして長く権力を保持しないために、自分で必死になって育てた大切な会社を、何の躊躇もなく40代で社長を退き俺に譲った。
なかなかできることではないと思う。
正直言って俺にはできないだろう・・・
そんなハルさんに追いつくには、あと何年かかる?
永遠に追いつけないかもしれない。
ハルさんの何気ない言葉で、俺まで変な思考の迷路に陥ってしまっている。
ハルさん。
頼むから変なことを突然言い出すのはやめてくれよ~!
そして意味深なこと言うのもやめてくれ~~~~!