歯科スタッフの日常

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妊娠には歯ぐきが炎症を引き起こしやすい『妊娠性歯周炎』と歯周病による『早産』や『低体重児出産』を引き起こしやすくなります。


『妊娠性歯周炎』とは

妊娠中、女性ホルモンエストロゲンが歯周病原細菌の増殖を促す為、歯肉炎を起こしやすいのです。

しかし、プラーク(汚れ)がない口の中では発症しないか軽度ですむので良く磨くようにしましょう。


『低体重児早産』とは

もし、歯肉炎が歯周病になり、そのまま放置すると、血流を介して歯周病と共に入り込んだ炎症性サイトカインが子宮に到達します。そこで身体が出産のタイミングと勘違いを起こし、子宮収縮が起します。そのため『低体重児早産』のリスクが高くなることが言われております。



リスクは歯周病でない妊婦の7倍とも言われており、口の中の検診、予防は常日頃定期的にしたいものです。




参照:日本臨床歯周病学会

3回の食事が規則正しく摂れていれば、間食が乱れにくいです。

小食や偏食などの理由で食事がしっかり取れずに間食の回数が増えている場合もある為、食事の時間や量、偏食について意識してみましょう。

特に虫歯は生活環境の影響がすごく大きいのです。

入園、転職、移動、出産など生活環境が大きく変化するときは食事が乱れやすいので気をつけてくださいね。









最近、食後すぐの歯ブラシはいけない!???と耳にすることが多くなってきました。


酸性飲食物を食べた後は口の中が酸性になるため、すぐ磨くと歯がぼろぼろになり、知覚過敏や酸蝕症を引き起こします。


では何故、時間をおくと良いかというと唾液が口の中を酸性から中性にしてくれる作用があるからです。


その時間は、およそ30分くらい。


歯ブラシは酸性飲食物を食べた後、30分~1時間に磨きましょう!!




補足:酸性飲食物は糖分の入っているお菓子、飲料、炭水化物、お酢などたくさん含まれています。