今もなお、連日、福島第一原発の現場では
原発事故処理のために
大勢の労働者たちが働いています。

まさに、危険を顧みず働いている姿には
頭が下がります。

もっとも、東電の社員は一番危険な現場に
入る事は無いようです。
※ただし、吉田所長のように現場の近くで
 指示する人はいるとのこと。

原発で事故処理に当たる作業員は
総被曝線量が一応決められているようですが、
これも政府や東電の都合で
限度が緩やかに決められていたり、
総被曝線量などの検査も実施されていなかったりで、
かなりいい加減です(怒)

それに、4月から働いてきた原発労働者の
およそ3分の1にあたる約1,300名の
所在が分からないんだそうで…(+o+)



さて、当然のことながら、
日本各地で昔から稼働してきた原発には
そのような現場の危険な個所で作業する
人たちが大勢いました。(今も)

そして、それらの作業員の多くは
被曝が関係していると思われる病気で
人知れずして、亡くなっていきました。


そのような原発労働者の実態を
40年ぐらい前から追い続けている
樋口健二氏という方の
動画をご紹介します。



しかし、この動画が削除されずに残っているのは
本当に貴重だと思いますね。

当時の三菱と通産省の圧力により、
この番組は放映中止になったようですが、
この取材を敢行した樋口健二氏に
敬意を表したいです。



さて、
現在の福島第一原発で
働く作業員の多くは
暴力団を仲介して派遣される
日雇い労務者
であるとのことです。
(孫請け、ひ孫請けが多いらしい)


そのように放射線を浴びて
何か問題が起きても
身内から訴えられない、
ないしはややこしい問題が生じない人たちが
選ばれて作業に従事させられている
のです。


まさに、歴史は繰り返す…、ですね(-_-;)