仙道さんの起業塾で
「人は何を怖れるんですか?」
って聞かれたことを覚えている。
確か僕は
「人は人を怖がり、
自分に力が無くなるのを怖がる」
と言ったと思う。
ヤーロムは小説の序文で
「運命の苦痛」と「実存の苦痛」
という表現をした。
運命とは降りかかるもの、環境で
実存とは自己がままならないことだ。
こんな小難しいことが
日常に、セラピーに、
人間関係や自己実現に
関係があるのだろうか?
その答えが
「恋の死刑執行人」に出てくる。
登場人物たちにこめられている。
ヤーロムは、
皆違う悩みで相談に来たけれど
すべて同じその苦痛を抱えていた
と言っている。
みんな
「自分では手に取らない本」
だって言ってくれる。
そうだろう、だから価値がある。
もしあなたがいまを
さらに超えたいのならば。