第二回目の
ストレスマネジメント講義は
『言語の書き換え』というワークをやった。
自分を苦しめるような
“価値観”を発掘して
それを望むなら、書き換える。
中にどうしても書き換えられなくて
「?」って書いてる欄がある方がいた。
僕は、前に白梅学園の
長谷川先生から聞いた話を思い出した。
その少年は
何年も引きこもりの状態が続いていて
ずっと先生とメールでやり取りしていた。
先生も音楽を送ったり、
返事をしたり
ずっとやり取りしていた。
ある日その青年は、
明日こそ外に出ようと心に決め
早起きをした。
そうしたらその日は、
あいにく朝から
土砂降りの雨だった。
彼は、
「俺はやっぱりこうなんだ」って
すごくがっかりして、
外に出る気力を失った。
そしてそのまま
リビングのソファで
寝てしまった。
昼過ぎになって
目を覚ました。
すると、雨が止んで
空から雨上がりの光が
リビングに射しこんでいた。
書き換えられなかったその方、
僕が三つ挙げた書き換えのうち
二つは口にすることも出来なかった。
だけど一つだけ、
口にできた。
そして皆に、
それでいいのよって、
言ってもらったね。
今僕の前で、講座で
光が射さなくてもいいんだ。
でも、
あなたに光が射すときは
きっと来る。
NPO法人
日本メンタルヘルスケアサポート協会
http://www.mental-healthcare.org/
「セラピストのための読書会」
https://www.facebook.com/events/290838871645982/
「ココロの学校」10月から。
(毎月第二土曜15時〜)
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