千葉に講義に行く道すがら
思い出したのは、

むかし講座で
アシスタントに入った時
奥江代表から言われたことだった。
 
「高野君、
受講者さんにマイク持ってく時、
なにを考えて持って行ってる?」
 
僕は一瞬きょとんとして、

「えと、答えたそうかとか、
目が合うかどうか、かな?」

とか答えたと思う。
 
奥江代表は
 
「どういう順でもいいから、
何も考えないで端から持って行って。
始まる前に順番決めておいて。
 
それね、人を指すのに
ジャッジしてることになるから。
ノン・ジャッジで
マイク持って行って」
 
と僕に言った。
 
当時は、
答えがありそうな人を優先するのが
どうしていけないのか
そこまでピンと来ていなかったと思う。

ふーん、そういうものなのか?
くらいにね。
 
でも今は、
会場の空気が一つになるために
人を選ぶマイク運びが
邪魔になるのがよく分かる。
 
反対意見も、
答えが思いつきません、も
全部包み込めば学びに変わる。
 
それが、
安心して何でも言えるってことだ。
 
 
さて、これは
カウンセリングと同じなのである。
 
教師をやっていた友達に話したら
びっくりしていた。
小学校は、誰から指すかって
重要だって考えることが多いそう。
そうだよねぇ。
 
次回は二日目。
さらに深い、心の旅になるだろう。


 
 
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