成人発達理論を元に組織と個人の成長を
テーマにした本を読んでいる。
(「なぜ部下とうまくいかないのか」加藤洋平)

児童心理学で有名なピアジェから
児童の発達だけでなく、
大人の発達にフォーカスした分野が
育っていたらしい。
僕は知らなかったのだけれど、
感覚的に頷くことが多くて、嬉しい。

ジェーン・ロヴィンジャーという研究者は
「人間の意識の発達とは、
曖昧さに対する耐久力の増加である」
と指摘した。


もうずいぶん昔に読んだが、
伊藤整という人の「青春について」で
目標を持たずに結果が分からずに耐え、
努力すること、これには本当に力がいり
青春のみがそれに耐えられるのだ、と
書いていて、それとの対比が面白い。


結果が分からない曖昧な状態に耐えるには
エネルギーか成長か、いずれにしても
何か力が必要なのである。


僕が本当にびっくりして嬉しかったのは、
今書いているステップメールの最後
7通目の題で書こうと思っているのが、
「曖昧なまま行動できる力」
というものだったということ。

うん、きっとこの方向で大丈夫だ。
楽しくなってきた^^