まずは、宗教知識は普通な人が
このスピーチを聞いたらどう思うのか。
たまたま友達に聞けて面白かったので(笑
そこから入りましょう。
↓↓スピーチ内容の書き起こしはこちら
http://ameblo.jp/whiteprizm/entry-12177074171.html
“分かっているようで、本質をついてない。
上辺だけ。何のための選挙だよ。
このタケハラ君は一部からはヒーローかもしれない。
でもヒールでもある。
それをこの歳なら自覚しなければいけないと思う
発言の自由って責任の上になりたつと思わない?”
これがまず、友人の率直な感想。
実際、安保保障関連法に反対ということなのですが、
その事について語られている内容が少ないです。
・池田大作がそもそも自衛権増強反対だった
・創価内部に癒着があるので現政権を支持している
というあたりくらいですね。
池田大作が主張したということが
そのまま国策として正しいという理由に
なるの!?
とまずは驚かれるかも知れません。
勿論僕は驚きませんが(笑)。
そもそも好き勝手に生きるのでなく、
正しい生き方を信じよと言うのが
宗教なので、自分での判断は
抑制される傾向があります。
池田大作は、自衛権増強は軍拡競争を呼ぶ
と言っていて、そこはまあ正しいと思います。
じゃあ、自衛権を拡大しないでどうするのか、
ということに対してここでは答えがありません。
日蓮は正しい信仰に帰れば神風が吹くと予言し、
蒙古襲来時の神風が起こったという伝説が
あります。
基本的には、軍拡の代わりに信仰拡大
(彼らの言葉では広宣流布)
に進む流れだと思われます。
で、それこそが信仰なので、
それはいいのですが(←いいのか笑)
・池田大作の主張と、創価上層部の主張を天秤に
かけて、どちらが正しいとどう見分けるか?
・神風が守ってくれるのと、神の力で軍が強化
されて守られるのと、結局どう違うのか?
この二つは問題です。
多分日蓮の著作(確か三部作)を原点として
解釈の問題になってくると思いますが、
結局ここでは国をどうするかという
政治と生活の話ではなく、
宗教の話がなされている訳です。
“1個分かんないんだけど、
宗教って権力批判するもんなの?”
こんな質問もありました。
確かに彼は、
「権力批判しない宗教は宗教じゃない!」
と主張していました。
これは宗教に本質的な事、ではありません。
そもそも政=祭でした。
人をまとめ、暦を読んで計画を立てる上で
政祭が一致していれば宗教こそが権力です。
ただ、今は政教分離の世の中です。
そうなると、社会のルールに関わる考え方が
違ってきますから、批判的になるでしょう。
その上で、
「権力批判しない宗教は宗教じゃない」
ということは、
宗教的理念として社会を変革すべきだと
考えている、ということになります。
このストレートさは日蓮宗に特徴的かと
思います。
日蓮は信仰生活と現世を分けるのでなく、
国のあり方と信仰を同時に論じました。
“私ね、いつも疑問に思うんだけど。
宗教ってラーメン屋みたいに暖簾わけってないの?
その宗教に崇拝して憧れたらさ、
自分もトップになりたいから新しい宗教作ります!
とかあっても良さそうなのに。
宗教とラーメン屋を一緒に考える私って笑”
暖簾わけ、面白いですね~^^
これ妻も同じようなこと言います。
宗教同士が喧嘩する理由がよく分からない。
確かに、教会や神社、お寺同士が
喧嘩しているイメージはあまりない。
伝統宗教は今お互いに宗論など
それほど闘わせないですね。
どちらかというと同じ宗教で、
解釈がちょっと違ったり
上層部同士が喧嘩したりすると
とっても仲が悪くなります。
ラーメン店は暖簾分けをして
分かれた店舗が
適当なことをやったり新しいことを
したりして、失敗しても、
元のお店はイメージダウン
くらいで済みます。
しかし、宗教の場合
間違っていることは許されません。
予言とか主張を後でこっそり変えることは
出来るのですが、
同一の教義で主張が分裂しているのは
まずい。
絶対の真理というものが
相対的なものになってしまうからです。
さて、では次の記事で少し僕側の視点から
彼の主張を覗いてみることに致しましょう。
このスピーチを聞いたらどう思うのか。
たまたま友達に聞けて面白かったので(笑
そこから入りましょう。
↓↓スピーチ内容の書き起こしはこちら
http://ameblo.jp/whiteprizm/entry-12177074171.html
“分かっているようで、本質をついてない。
上辺だけ。何のための選挙だよ。
このタケハラ君は一部からはヒーローかもしれない。
でもヒールでもある。
それをこの歳なら自覚しなければいけないと思う
発言の自由って責任の上になりたつと思わない?”
これがまず、友人の率直な感想。
実際、安保保障関連法に反対ということなのですが、
その事について語られている内容が少ないです。
・池田大作がそもそも自衛権増強反対だった
・創価内部に癒着があるので現政権を支持している
というあたりくらいですね。
池田大作が主張したということが
そのまま国策として正しいという理由に
なるの!?
とまずは驚かれるかも知れません。
勿論僕は驚きませんが(笑)。
そもそも好き勝手に生きるのでなく、
正しい生き方を信じよと言うのが
宗教なので、自分での判断は
抑制される傾向があります。
池田大作は、自衛権増強は軍拡競争を呼ぶ
と言っていて、そこはまあ正しいと思います。
じゃあ、自衛権を拡大しないでどうするのか、
ということに対してここでは答えがありません。
日蓮は正しい信仰に帰れば神風が吹くと予言し、
蒙古襲来時の神風が起こったという伝説が
あります。
基本的には、軍拡の代わりに信仰拡大
(彼らの言葉では広宣流布)
に進む流れだと思われます。
で、それこそが信仰なので、
それはいいのですが(←いいのか笑)
・池田大作の主張と、創価上層部の主張を天秤に
かけて、どちらが正しいとどう見分けるか?
・神風が守ってくれるのと、神の力で軍が強化
されて守られるのと、結局どう違うのか?
この二つは問題です。
多分日蓮の著作(確か三部作)を原点として
解釈の問題になってくると思いますが、
結局ここでは国をどうするかという
政治と生活の話ではなく、
宗教の話がなされている訳です。
“1個分かんないんだけど、
宗教って権力批判するもんなの?”
こんな質問もありました。
確かに彼は、
「権力批判しない宗教は宗教じゃない!」
と主張していました。
これは宗教に本質的な事、ではありません。
そもそも政=祭でした。
人をまとめ、暦を読んで計画を立てる上で
政祭が一致していれば宗教こそが権力です。
ただ、今は政教分離の世の中です。
そうなると、社会のルールに関わる考え方が
違ってきますから、批判的になるでしょう。
その上で、
「権力批判しない宗教は宗教じゃない」
ということは、
宗教的理念として社会を変革すべきだと
考えている、ということになります。
このストレートさは日蓮宗に特徴的かと
思います。
日蓮は信仰生活と現世を分けるのでなく、
国のあり方と信仰を同時に論じました。
“私ね、いつも疑問に思うんだけど。
宗教ってラーメン屋みたいに暖簾わけってないの?
その宗教に崇拝して憧れたらさ、
自分もトップになりたいから新しい宗教作ります!
とかあっても良さそうなのに。
宗教とラーメン屋を一緒に考える私って笑”
暖簾わけ、面白いですね~^^
これ妻も同じようなこと言います。
宗教同士が喧嘩する理由がよく分からない。
確かに、教会や神社、お寺同士が
喧嘩しているイメージはあまりない。
伝統宗教は今お互いに宗論など
それほど闘わせないですね。
どちらかというと同じ宗教で、
解釈がちょっと違ったり
上層部同士が喧嘩したりすると
とっても仲が悪くなります。
ラーメン店は暖簾分けをして
分かれた店舗が
適当なことをやったり新しいことを
したりして、失敗しても、
元のお店はイメージダウン
くらいで済みます。
しかし、宗教の場合
間違っていることは許されません。
予言とか主張を後でこっそり変えることは
出来るのですが、
同一の教義で主張が分裂しているのは
まずい。
絶対の真理というものが
相対的なものになってしまうからです。
さて、では次の記事で少し僕側の視点から
彼の主張を覗いてみることに致しましょう。