先日の「自分で自分をメンテナンス」
講座後に、講師の近藤京子さんに、
プロジェクト・オンブレ・ジャパン
設立準備について
お茶をしながら聞かせてもらった。
準備委員会HP
http://ph-comi.jimdo.com/proyecto-hombre%E3%81%A8%E3%81%AF/
まず、日本には
薬物依存支援のダルクが存在するのだが、
そもそも日本では薬物依存症者の数が少ない。
スペインにはもちろんオンブレ以外の
支援団体もあるのだけれど、
オンブレに入所している人数が日本の検挙人数と
同じくらいなのだ(概ねは平和ということ)。
それでも近藤さんが
日本でオンブレをやりたいのには理由がある。
まずラテンの国で発達した支援の体系で
とても家族を重視していること。
それで、コミュニケーション&生き方支援を
周囲の家族と一緒に教育・作り上げていく。
日本のダルクは、
元薬物依存の方々が立ち上げた団体で、
自立支援の趣が強い。
(支援団体が周囲の人じゃなくて体験者によって
創られるのも非常に日本らしいが、、)
コミュニケーションとか社会の問題に
回復者がしばらく経って気付くようなことも多く、
オンブレであれば最初からそういう面の支援が
できるのだそう。
この辺りの支援は、組織の風土やビジョンが違う
ダルクの中で、例えば講座だけやったとしても
達成できるものではない。
アメリカにもデイトップという団体があるが、
アメリカは個人色が強い。
それに、スペインでは英語リテラシーが
日本並みに低いそうで、意外と活動内容が
英語圏に出てこないこともあって、
日本では認知や影響力が低い。
さて。
僕がこの活動に興味を持っているのは、
やはり特殊な経験や事例と思えるものには
普遍的な問題の片鱗が色濃く出ているからだろう。
例えば、ラテン系=家族意識が強いとは
つまり、言わないでも分かるというような常識の
押し付けに繋がるし、空気の読める読めないだとか
コミュニケーションの不足だとか、
(というかもう能力の欠損と言ってもいいかも)
日本で社会全体に不足している問題と繋がっている。
そしてもう一つ、年月をかけて依存症者に自立を
取り戻させるのだが、
その自立で何を人生の目標として見せるのか、
また見つけていくのかということ。
これも普遍的なテーマだと思う。
先日、洗脳に関しての記事を書いた時に
ブラック企業、DV、ネットワークビジネス、
色々なところで役立つと思うという声をたくさん
もらった。
これは依存症の問題ともとても繋がりが強い。
自立して生きる力の少なさだったり、自信の無さだったり。
周りの人が助けようと思っても、本人がそれを望むとは
限らないところも共通している。
そこをどのようにサポートするかということも、
共通の課題であり方法論でもあるのだ。
ということで、今スペインに専門のカウンセラーの
研修に行っている人もいるし、
KRAFTという依存症者の家族教育プログラムの認定を
創始者が来日して直接やってくれるレアな情報も
もらったし。
また色々とお伝えしていけたらいいなと思います^^
PS. プロジェクト・オンブレ・ジャパンでは
都内の通所施設と、郊外の寄宿施設を必要としています。
使われていない保養所など、お心当たりあれば是非
情報をお寄せ下さい!
講座後に、講師の近藤京子さんに、
プロジェクト・オンブレ・ジャパン
設立準備について
お茶をしながら聞かせてもらった。
準備委員会HP
http://ph-comi.jimdo.com/proyecto-hombre%E3%81%A8%E3%81%AF/
まず、日本には
薬物依存支援のダルクが存在するのだが、
そもそも日本では薬物依存症者の数が少ない。
スペインにはもちろんオンブレ以外の
支援団体もあるのだけれど、
オンブレに入所している人数が日本の検挙人数と
同じくらいなのだ(概ねは平和ということ)。
それでも近藤さんが
日本でオンブレをやりたいのには理由がある。
まずラテンの国で発達した支援の体系で
とても家族を重視していること。
それで、コミュニケーション&生き方支援を
周囲の家族と一緒に教育・作り上げていく。
日本のダルクは、
元薬物依存の方々が立ち上げた団体で、
自立支援の趣が強い。
(支援団体が周囲の人じゃなくて体験者によって
創られるのも非常に日本らしいが、、)
コミュニケーションとか社会の問題に
回復者がしばらく経って気付くようなことも多く、
オンブレであれば最初からそういう面の支援が
できるのだそう。
この辺りの支援は、組織の風土やビジョンが違う
ダルクの中で、例えば講座だけやったとしても
達成できるものではない。
アメリカにもデイトップという団体があるが、
アメリカは個人色が強い。
それに、スペインでは英語リテラシーが
日本並みに低いそうで、意外と活動内容が
英語圏に出てこないこともあって、
日本では認知や影響力が低い。
さて。
僕がこの活動に興味を持っているのは、
やはり特殊な経験や事例と思えるものには
普遍的な問題の片鱗が色濃く出ているからだろう。
例えば、ラテン系=家族意識が強いとは
つまり、言わないでも分かるというような常識の
押し付けに繋がるし、空気の読める読めないだとか
コミュニケーションの不足だとか、
(というかもう能力の欠損と言ってもいいかも)
日本で社会全体に不足している問題と繋がっている。
そしてもう一つ、年月をかけて依存症者に自立を
取り戻させるのだが、
その自立で何を人生の目標として見せるのか、
また見つけていくのかということ。
これも普遍的なテーマだと思う。
先日、洗脳に関しての記事を書いた時に
ブラック企業、DV、ネットワークビジネス、
色々なところで役立つと思うという声をたくさん
もらった。
これは依存症の問題ともとても繋がりが強い。
自立して生きる力の少なさだったり、自信の無さだったり。
周りの人が助けようと思っても、本人がそれを望むとは
限らないところも共通している。
そこをどのようにサポートするかということも、
共通の課題であり方法論でもあるのだ。
ということで、今スペインに専門のカウンセラーの
研修に行っている人もいるし、
KRAFTという依存症者の家族教育プログラムの認定を
創始者が来日して直接やってくれるレアな情報も
もらったし。
また色々とお伝えしていけたらいいなと思います^^
PS. プロジェクト・オンブレ・ジャパンでは
都内の通所施設と、郊外の寄宿施設を必要としています。
使われていない保養所など、お心当たりあれば是非
情報をお寄せ下さい!