2年前に買ってずっとしまってあったのを、
最近やっと開封したのですよ。
スマートフォンで音楽が聞ける時代なのに今更って感じですけど、
わたしはまだ折りたたみ式ケータイですし。。。
通勤時間が長いので、今までは常に文庫本を持ち歩いてたのですが、
これはコンパクトだから小さいカバンの時も、
ギュウギュウの満員電車でも聞けてよいですな。
近しい何人かの人はもう知ってると思いますが、
六本木の着物屋は、先月で退職しました。
とてもよいお店だったのですが、
これからがんばるぞーってとこだったのですが、
さまざまな事情があり、とにかく残念、仕方ない、
と思うしかない感じです。
てなワケで、先月はちょっとしんどかった。
休みの合間に「うつりぎ白牡丹」の準備をしつつ、
新しい仕事を捜したり、面接行ったりを
急ピッチでやってたら風邪ぶり返して熱出したり。。。
まぁ、人生そんなに甘くないよね~
と、つくづく実感した一ヶ月だったかな。
と同時に、人生なかなか捨てたもんじゃない。
ってつくづく感じた一ヶ月でもあった。
ウォークマンを持ち歩くようになって、
久しぶりに聞いたCDの中で格別だったのがこの人たち。
ザ・スペクターズ
ほんとにほんとに大好きだった。
1曲聞いたら10年近く前の記憶が一気に蘇った。
そして今でも大好きなままだった。
http://www.youtube.com/watch?v=j3b6xQ35Mi0
ドラムのよっしーが歌う大好きな曲。
わたしの心を揺さぶるものって、今も昔も
そんなに変わってないのかもしれない。
人の正直な、まっすぐな、素直な、強い想い。
不器用だから愛しい。
わたし自身も案外あの頃と大して変ってないかも。
革ジャン着て、レッドウィングのエンジニア履いて、
真っ赤な口紅つけてみんなから「ベティ」って呼ばれてた自分と、
毎日当たり前のように着物を着て生活している今の自分。
いつまでも自分の感情のままに。