Whitenailgrass Crown Sound

Whitenailgrass Crown Sound

他人と比較しちゃだめよ。

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僕はクンフー映画が昔から好きで、レコードやCDでゆうところの
ジャケ借りをついついビデオ屋で見かけてはしてしまう。
かといって、決してクンフーに詳しいわけでもないのだが。
ジャッキーチェン世代ということもあるだろうし、
男なので、肉体的な強さへのあこがれをDNAの中に持っているのかもしれない。
ただ、クンフー映画というのは半分以上は内容的に面白くない作品だというのも否めない。
今、とんと映画に没頭する環境から離れてしまっているため、
正直、この作品の存在もビデオ屋さんに並んでいるのを手に取って初めて知った。

僕の好きな俳優、トニー・レオンとチャン・ツィーが
メインキャストだったのもうれしい。
もう一つ、監督がウォン・カーウァイというのも気になる。
日本ではおそらく『恋する惑星』で一躍知れ渡ったが
当時はクリストファー・ドイル(撮影監督)とのタッグで
カメラワークの斬新さは評判を呼んだ。

トニー・レオン演じるイップマンという主人公は
ブルース・リーの師匠で実在していた人物である。
他の流派のグランドマスターたちも実在の人物がモデルに
なっているらしくこんな恐ろしく強いマスターたちが
日常茶飯事のような感覚で戦っていたとすれば
おそろしい国である。

演技づくりも相当本格的だったらしく
トニー・レオンは演技づくりに
4年物訓練をしたらしいし、
チャン・ツィーは本物のグランドマスターの
元で指導を受けたらしい。
八極拳の達人、カミソリ(一線天)を演じた
チャン・チェンは武術指導の甲斐あってか
実際の八極拳武術大会で優勝してしまっている。
ウォン・カーウァイの細やかなカット割りと
スローの映像美の中で
その演技づくりのたまものはしっかりと堪能でき、
ほかのクンフー映画に比べ、
マイケルジャクソンと小室ファミリーの差のような
一段上のキレのよさに魅せられる。





(Youtube up画像は cinemacafenetさん、livedoormovieさん、編集部ナリナリドットコムさんの動画を共有させてもらっています)



サッカー好きにはたまらないに違いないCM。
子供たちが次々と世界名だたるトッププレイヤーたちに
変身してほれぼれするスーパープレーを披露する。
観ているこっちまでもがポテンシャルを
引き出されたような気持ちにさせられる。

これだけ豪華なキャスト陣でギャラの方はどうなっているのか
心配になってしまうほどである。
選手同士の会話のやり取りもとても自然体で
思わずほくそえんでしまう。

このCMの他にも『リスク上等』編もあるので
サッカー好きな人はチェックしてみては・・・。


(You Tube up画像はNIKE JAPANさんのを共有させてもらっています)





“なんて気持ちよさそうにドラムをたたく女の子だろ”
エマニュエル・キャプレットを観たとき
こっちまで楽しい気分にさせられそう思った。

女性ドラマーとしては一番好きなドラムの音色を奏でる人かもしれない。
アトノリも粘っこくなくて、かといってオマー・ハッキムのような
都会的な空気ともちょっと違う。
リラックスしながらも安定した刻みをする右手の指捌きは秀逸だと思う。


こんな子とバンドスタイルで弾けたら楽しい時間が流れるだろうなと
ひとりあこがれている。

(YouTube up画像はEmmanuelle Capletteさんのを共有させてもらっています)


ダニエル・クレイグにジェームス・ボンドが受け継がれてから三作目の今作。
新シリーズは共通して、今までのボンド像とは違った雰囲気の、
シリアス色を全面に出した設定になっているが、
その中でも今作は一番控えめな空気をもちながら、
一貫した強いメッセージ性を狙った作品だったのではないだろうか。

今作のテーマは“世代交代”。
言い方を変えれば“旧いものと新しいもの”。
“旧いものはお役御免なのか?新しい者には理解しえないのか?”
この布石が、ボンドの使う道具や諜報部のメンバー交代、
そして今作の敵との関係など、作品中いたるところに現れる。
ここを意識して観てゆくと劇中に様々なメッセージ性が読み取れ、
一流諜報部員対テロリストの攻防を追っかける楽しみとは
また違った見方もできるのではないだろうか?

監督は当時超低予算でアカデミー賞の作品賞を獲得して話題になった
『アメリカン・ビューティ』のサム・メンデス監督。
Mの元で働いた、元エリート諜報部員(いわば007の先輩)でありながら、
ある事件で歪んだ思想を持ってしまった、非情さの中に哀愁を醸し出す敵役には
『ノー・カントリー』でひたすら不気味な殺し屋を演じたハビエル・バルデム。

たとえばこの人物設定の中にも、
世代交代や組織の中における自分の位置に戸惑いながらも
昔ながらの肉体資本主義(アナログ)を貫き、任務を遂行してゆくジェームス・ボンドと、
最新鋭の器機を駆使し、自分の意のままに社会を混乱させる力を持ちながら、
Mへの愛情と憎しみを執着させる敵、シルヴァはある意味対照的な人物像としておかれている。

今回で世代交代となる“M”役には大物女優ジュディ・デンチからレイフ・ファインズへ。
(もしかしたら、ジュディ・デンチの体力的な問題などが裏事情であったのかも)
キャスト陣はなかなかの実力派ぞろいである。


毎回恒例のどんでんスタートだが、今作もタイトルまでの10分間、
“この勢いでいったら予算がなんぼあっても足りないんじゃないか”と
心配になるくらいカメラが止まらない。

またボンドガールは、セブリンという娼婦とのちのミス・マニーペニーになるイヴと
二分する形をとっており、シリーズ中では重要なポジションをとっていないのも、
珍しいといえるのかもしれない。

おなじみのボンド・カー、アストン・マーチンもなかなか今回は登場しないのだが
まさかあれが出てくるとは…。
これもまた、先に挙げたテーマに関係した、こじゃれた演出になっている。



ところで、ダニエル・クレイグは演技が上手いのだろうか?
私は、このシリーズ以外でダニエル・クレイグ主演の名作を観たことが未だないw。
正直、ジェームス・ボンドも演技に感心したことはないのだけれどw。
知っている方がいたら教えてほしい。

主題歌の『SKYFALL』を歌っている動画を見つけたのでいくつか紹介します。
一番上がオリジナルのアデル版。下の二つがカバー動画です。
興味あったら聴き比べてみてください。

(YouTube up動画はシネマ・トゥデイさん、LeeBeringShankhilさん、
MarriangeliHitStreakさん、OurLastNightBandさんのを共有させてもらいました)











数年前、その時働いていた職場の仲間で
映画を観ようということになり、
当時、渋谷のパルコ前の映画館に観に行った作品。
あれから見直してないけど、想像以上にいい映画だった。
隣りで友達寝てたけど・・・。
「奇跡、何か起こったんですか」って言ってた。
いつもは映画は圧倒的に一人で見るのだが、たまにみんなで見るのも、
観たあとわいわいできてこれまたいいもんだなと思った。

九州新幹線の始発の上りと下りがすれ違う瞬間を観ながら願い事をすると
奇跡が起こると信じた小学生たちのロードムービー。
監督は是枝裕和監督だし、主役の前田兄弟を見守るオダギリジョー、阿部寛、橋爪功、樹木希林、大塚寧々、原田芳雄、夏川結衣などなかなかの役者さんぞろいで観て損はない作品と思います。
一人ならきっといつものようにビール飲みながら泣いてたな。

味をしめてまたこのメンバーで映画を見に行ったのだが
選んだのが吸血鬼映画『モールス』。
・・・やっぱり、ちょっとずれてる気がする。

(You Tube up画像は シネマトゥデイさんのを共有させてもらってます。)


虹


僕は集中力が続かないので

30分の間だけ、サイボーグ009になることにしている。

いつもの2倍以上のスピードで動くぞと頭に自己暗示をかけ、

キッチンタイマーを作動させ、部屋の片づけや掃除などを

「殿、ご乱心っ」ばりにしゃかりきに動く。

30分の中に何個の動作を詰め込めるかが勝負なので

順序などに慣れが必要だが、

残り10分切ってくると、もう一個できる、あとこれもできるなど

挑戦的な感覚になってくるので意外に楽しい。

そして10分の意外に長いことを味わえると思います。

そして、タイマーがなったら解放感とともに一気にショート。


吉行淳之介全集〈7〉技巧的生活.手品師/講談社
¥2,935
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せつない話 (光文社文庫)/光文社

¥669
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いまだに吉行淳之介さんのどの作品に、この短編が収められているのか?

発見できずにいるのだけれど

山田詠美さんが選出している『せつない話』という短編集で読んだ。

この本はどの話もせつないのだけれど、

同時にせつないというのは時に人に生きているということを

考えさせられる大切なスパイスでもある。

喜怒哀楽のどの感情の間にも存在できうる

中間の存在にいる切ないという表現は

時にそれぞれの感情の接着剤になっているのかもしれない。

とくに淡い感情を昔から尊んできたわたしたち日本人には

もっとも染み入る感情表現の美学と思う。


この吉行さんの『手品師』はカウンターバーのバーテンの青年が

一見で入ってきた作家に必死に手品を見せようとする話。

はじめから一人だけならば、それはただの『一人ぼっち』だ。

『孤独』は人がいるときにはじめて成り立つものなんだなとあらためて感じさせられる。


吉行さんの本は和製レイモンド・カーヴァーのような

哀愁がどの作品にもただよっているが

僕はこの作品が自分の環境には

一番共鳴したものがあった。












武田鉄也主演のヒットシリーズとなった『刑事物語』のエンディング曲。
北国生まれの僕には西国の血は流れていなのだけれど
哀愁ただよう広島弁のこの歌詞には、感情を内に秘めた男の不器用さと
もう取り戻せない、生きてきた人生というせつなさが
描かれていて気持ちをぐっと熱くさせられる。
よく人生をやり直したい?という質問や話題があがることがあるが、
自分で生きてきた人生をやりなおしたいと思うのではなく
いつか自分を許せるような生き方をしてゆきたいものである。

余談だがこの曲がリアルタイムで出たときはCDではなくてレコードだったのだが、
A面のみでカップリングがなく裏面がつるつるの
めずらしいレコードだったのを記憶している。



拓郎さんのオリジナルともう一つ民生さんバージョンです。
うまいこと民生さんぶしが効いて
これもまたいい感じです。
聴き比べてみてください。

(You Tube up画像は ilove88miki88さん、kojichemiさんのを共有させてもらってます)


エスカレーター


小保方さん。

あなたの発見は

世界の生物医学界の発展にそれはそれは大きな貢献になるでしょうし、

これまでのその世界の研究を覆す威力があったのかもしれない。

ただ、今ではあなたにとって、とても嫌な存在であろうメディアを通して

あなたは自分の研究を発表してしまった。

あなたは、目をキラキラさせながら

このSTAP細胞がこれからの医学の大きな変革につながるかもしれませんとコメントし、

割烹着を着て研究をすることも、取材を受け入れアピールしてしまった。

それは画面で観ていたわたしたちにとっても

日本の、久々に明るい、そして誇らしい気持ちにさせられるニュースでした。

だから、今そのメディアで捏造騒動が湧き上がってしまった以上、

はじめから取材を拒まなかったあなたには、

画面の向こう側へわかる言葉をつかって説明しなければいけない。

これはあなたにしかできない責任の取り方であるし、義務なんです。

そしてわたしたちには知る権利があるんです。

あなたたちほどの頭の切れる人たちが

あなたのプライベートな暴露など余計な尾びれでまた話題がねじ曲がり、

本質からずれていってしまうのはやっぱり悔しいよ。

世紀の発見も科学者の重要な使命であるならば、

今後、このような?が沸き起こらないためにも、

日本の各研究分野の質が世界から偏見の眼差しで見られ

活動の幅を狭めないためにもきちんと濁さない説明をするのも

化学者の大切な使命ではないでしょうか。


・・・怖いことですが、真実は一つしかないのです。





120% coool (幻冬舎文庫)/幻冬舎
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山田詠美さんは読む前と読んだあとのイメージが

いい意味でがらりと変わった作家のひとり。

最近はあまりフィクションも読まなくなり

僕の本棚の中はしょっちゅう中身が入れ替わっているが

山田詠美作品はしぶとく居座っている。

最近の作品は正直読んでいないのでコメントできないが

初期の作品からこの本あたりまでは

読んだ時の年齢も関係しているのか

僕の心には響くものをたくさんもらった。


詠美作品を評している記事をよくみかけるが、

賛否両論が大きく、いつも分かれているので

この人の世界観、価値観自体がはっきりと肌に合わない人もいるのだろう。

しかしこれは絵画、音楽、小説など

表現を具現化したものにはつきもので、

それだけ、ある方向に鋭いものといえるかもしれない。


この本は短編集なのだが、最初の話は

上くちびると下くちびるが2匹の芋虫の女の子の話である。

読みやすく詠美節もたのしめるので、この本を紹介する。

読んでない人にはホラーに聞こえるがそんな内容では全然ない。

詠美作品には一見意思の強い女の子が描かれるが

その反面、自問自答して揺れ動くもろい感情も作品たちの魅力の一つといえる。


僕は詠美作品を紹介するときは決まってこういう。


「山田詠美の作品は一行に泣かされる」