引き続き
岡山 吉備津神社 その2

カッコ明るい門出カッコ~~ということで、くぐってみましたよおんぷ。


お見事ですスゴイ
おみくじ合格に結んでありましたよすごっ!



やはり出雲大社に似てますね同じ



長~~~い通路ですね長!!



ここは、かっこ鳴窯かっこが祀られています。ここでの写真撮影は禁止されてます撮影禁止
国指定重要文化財でございます

御釜殿には阿曽女(あそめ)と呼ばれる巫女が奉仕しており、毎朝の神饌(しんせん)を作り神前に供えています巫女さん



桃太郎伝説ももにまつわる、鳴窯
ここでは鳴釜神事という特殊神事があります。
この神事は吉備津彦命 に祈願したことが叶えられるかどうか釜の鳴る音で占う神事ですうらない

また、うらないの依頼があると、巫女がうらないの秘法を行います
そして神官が祝詞を奏すると、やがて釜が鳴ります
釜がさわやかに鳴ると良い知らせ、
鳴らなかったり低調であれば不吉な知らせとされます

なお、この竈の下には、吉備津彦命の退治をした鬼の首(温羅様)を埋めているという伝説も伝えられており、古くからこの鳴釜神事は知られています
この話は、上田秋成の「雨月物語」の中に紹介されていおります

こちらには、いろんな武将の方々が訪れていたそうです。
神殿に入ると、同じ場所に、武将の方々が座っていたとは~~想像すると
なんだか神秘的で、不思議な空間でした


岡山の桃太郎伝説ももでは、桃太郎が吉備津彦命(きびつひこのみこと)で、
鬼が温羅(うら)一族となっています

温羅様とは温羅は造船技術や製鉄技術を百済から伝え、吉備王国を繁栄に導き、
民衆から「吉備冠者」と呼ばれて親しまれた人物で、当時、中国地方に大きな勢力を持っておりました。
当時の日本は青銅文明であり、高度な鉄の技術を持った温羅一族
それを邪魔だと毛嫌いした大和朝廷、戦いを仕掛けて滅ぼしたとのことです。
十三年続いた温羅の唸り声は、実は温羅を慕う吉備の民衆の怨念だったとか・・・
国内統一を図る大和朝廷から派遣されたのが吉備津彦命
ちょっぴり悲しいお話なのです泣

また、桃太郎伝説に登場する動物たちは
✿ 犬
十柱神社の祭神-片岡(犬飼)健命 猟犬を飼育、操し、朝廷に仕えた一族。子孫は現在の犬飼(犬養)家といわれる。

✿ 雉(きじ)
楽御崎神社の祭神-楽々与里彦命・楽々森彦命 伝説では、百里を飛ぶ能力を持つ術師。子孫は現在の鳥飼家、鳥越家といわれる。

✿ 猿
楽御崎神社の祭神-楽々与里彦命 楽々森彦命 吉備津彦命の軍師的存在。子孫は現在の高塚家、藤井家といわれる。

物語、伝説~~掘れば掘るほど奥が深いですね


こんな景色を見るとホッとしますね




今度、温羅様に占っていただきましょう~~
よろしくお願いしますうっとり