キュレムのブログ

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96歳という年齢で、痴呆もなく、大きな病気もないのに(ないからこそ?)、自ら命を絶たないでいられなかったのはなぜだろう。
その方は男性で、息子さんと二人暮らし。
その息子さんは父親の年金を使ってパチンコに明け暮れており、男性は「死にたい」ともらすこともたびたびで。
「要支援」と認定されているのでデイサービスは週1回の利用だった模様。
このデイサービスが「気晴らし」になったり、もっと進んで「心の支え」になることも出来たかもしれないのに、この方の場合はむしろ逆で。
デイの職員さんの大半は、怒りっぽくいつもキンキン声で「指示」あるいは「命令」?を下し、心の拠となるような「会話」もあるはずもなく。。
そんなデイサービスなので行くが嫌で休もうとすると「パチンコ息子」に怒られて、デイに行けば行ったで職員に怒られて。。
そして。
あるデイサービス利用日の朝、首を吊って、命を絶った、ということらしい。

私がなぜそのような事情を知るに至ったかといえば、私が所属する会社のデイサービスでの出来事だから。
私が勤務するデイは今年で10年を迎えるが、事件のあったデイは最近出来た新しい施設で。
10年…の方はタフで心優しい管理者さんとベテランの相談員さんにガッチリ守られて、利用者の方々は本当に幸せだなぁと見ていて思うほど。
一方の最近出来た方は。。
私がたまに用事があって訪ねた際に、来訪の目的を告げただけでまず返ってくる言葉が「言ってる意味がさっぱりわからない」と^^;
私の理由とは「ブログの更新に使うのでデジカメの画像データをコピーしたい」といった類。
しかし、私がその業務を担当していてたまに画像を取りに来る、という事情を知っているのは管理者のみで。
それはそれでいいから、今回私からそう聞いたことで「この人はそういう業務の人でこれからもたまに来るようだ」程度にご理解いただけるように言葉に気をつけてお話しているつもりなのだけど。
はなから「理解しようとして聞いているわけではない」ために、私は目的を果たすことが出来ない。
どちらかといえば反論する言葉をそれなりに持っている私でさえ「この人たちの理解を得ることは結構困難」と思う訳で。
まして高齢でお世話になっていることを負い目に思っているかもしれない利用者さんは太刀打ち出来ないに違いない。