源氏物語ブログ

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皆さま、こんばんは。


毎週サクサク進む、

大河ドラマ「光る君へ」で、

平安時代や源氏物語に興味を持たれた方も、

きっと多いと思われます。


今日はそんな方へ、

とても面白い一冊をご紹介いたします。



「牛車で行こう!」

 京樂真帆子 著

 吉川弘文館



牛車は貴族の乗り物で、
文字通り牛が引いていましたので、
スピードはかなり遅く、
通った後には糞が落ちている事が多々あり、
平安時代は街中で
けっこうな臭いがしたようです笑い泣き

ですが、
スピードが出ない。というのは、
比較的安全な乗り物である。とも言えます。
特に身分が高い女性達は、
引きずるような着物を着用していましたし、
大きく揺れるような乗り物では困ります。

牛車は大きさもかなりありましたから、
四人くらいまで乗り合わせる事ができました。

「源氏物語」の車争いの場面で、
よくご存知の方も多いと思います。
印象的でしたよね。

宇治にある「源氏物語ミュージアム」には、
実物大の牛車が展示されています。
京都に行かれる際は、
ぜひお立ち寄りになってみて下さいニコニコ
牛車は持ち主がわかりやすいものでもあったので、
お忍びの時にはわざと車を
「やつして」出かけた。という話は、
よく見られます。

「源氏物語」だけでなく、
「和泉式部日記」には、
とても印象的でドキドキするような、
リアルな現実のエピソードが登場したりします。

他にも乗り方の順序や、
乗る時のルールなど、
この本は、
古典を引用したりしながら、
わかりやすく牛車の全てを解き明かしています。

ご興味のある方はぜひ、
ご一読なさってみて下さいおねがい




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では、皆さまごきげんよう。
またお目にかかります。