Yちゃんが死んでしまった
このブログにも度々登場させた
子供の頃から実の姉のようだった従姉妹のYちゃん
持病もなく介護士として勤めていた
ある日の午後旦那さんが布団の中ですでに冷たくなったYちゃんを見つけたという
突然すぎる別れだった
翌週には用事で会う約束をしていた
3年後定年で退職したら
私が脚の手術をしたら
絶対旅行へ行こうと何度も約束していた
4才可愛い盛りの孫娘にメロメロだったY ちゃん
還暦をすぎてからSnowManの目黒くんの推し活に幸せそうに勤しんでいた
6年前に母を3年前に父を亡くしようやく遺影に目をやってもむせび泣くことなく穏やかに思い出に浸れるようになりかけてきたのに
お互い両親を亡くし同じ思いを共有できたたった一人のお姉ちゃんだった
このブログでの歴史
お騒がせイトコちゃんに共に振り回され
いつでも連絡を取り合い
事が済めばランチで発散し
そんな騒がしかった歴史よりも
もっと永く深い想い出がこんなにもハッキリとある
手を合わせても
まだ心はうわの空のまま
穏やかに祈れない
ほんの1週間前にはまだYちゃんは生きていた
もう一緒にランチにも旅行にも行けなくなった
寂しい
家族の存在がなかったら私も消滅してしまったかもしれない
Yちゃんの分まで生きる
生きているのに音信不通になったイトコちゃん
反応なしだったLINEと携帯
番号を変えたのかと思っていた
Yちゃんの訃報を知らせるべくバンバン鳴らしてやったらやっと出た
無視していただけだったんだ
「Yちゃんが死んじゃったよ」
「私はイト子じゃない
あなたたちのことはよく知らない」
話にならなかった
イトコちゃんはもう病気にのみ込まれてしまった
昔から従姉妹以上に姉妹らしかった姉たちを私は失ってしまった
年をとることの残酷な一面に
深い穴に落ちていきそうになる
自分の気持ちを赤裸々に文字にできるのはここだけ
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