私のお友達のお話なんですが、先日物凄い頭痛に襲われたんだそうです。
もう、痛すぎてグラグラして歩けない。疲労も溜まりまくっている。
流石に身体がSOSを出したのだと分かったと。
慌てて家族に車に乗せられて治療院に駆け込んで、治療を受け、随分良くなった。
その翌日、息子さんがTSUTAYAに行くと言うから、
昨日まで歩けなかったのに、家族の「もう少し寝ておけ」という反対を押しきって自転車に乗って出掛けてしまった!
するとTSUTAYAで再び頭がグラグラしてきて、「あ、これヤバイ」としゃがみこむ羽目に…。
お友達はそこからしっかり休んで今は元気になったので、
笑い話なんですが、こういうの多いですよね。
体力に自信のある人ほど、「まだいける!」と判断して、身体のSOSを無視してしまう。
元気な人ほど大病する、というのは、過信ゆえに
身体との対話が上手に出来ないことも、その一因かもしれません。
体力の無い方は、元気な人にとても憧れがあるものですが、
健康というのは、自分の身体と上手くお付き合いが出来る事であるような気がします。
生まれながらの違いというものはあり、
F1の車の様な高性能ボディの方もいれば、軽自動車のような方もいるでしょう。
健康を目指すという行為は、軽自動車をF1のコースに
出られるように改造しようとすることではなく、
軽自動車をメンテナンスして、ガソリン満タンにして、
走りやすい道を楽しんでドライブするようなものじゃないのかな??
F1の車だって、かっ飛ばし過ぎたらクラッシュして大破しちゃう。
暴飲暴食や長時間労働、徹夜など、無茶をしてもへこたれない
鋼鉄のような身体であることが健康なのではありません。
いくら体力があろうと、自分の身体のキャパを
超えた行動をし続ければ、必ずそのつけは回ってきます。
体力が無くても、その身体を労り、大切に扱って過ごせば、
元気に楽しく生きていく事は出来ますよね。
自分という唯一無二の身体を
乗りこなす技術や、いい状態をキープするメンテナンスが大切なんです
分かっているようで分かっていない、自分の身体のこと。
体力の度合いや、冷え、滞り…
東洋医学で身体を診てみると、自分の取り扱いが上手になりますよ♪
治療の際に、ご自分の取扱いポイントお伝えしています。是非ご相談くださいね!