彼女はできるから、きっとわからない。

 彼女は、ヒエラルキーのてっぺんから、疑問なくみんなの価値観を覆してしまえる女子なのだ。
 自分とは直接関係ない違うクラスの女子をわざわざ糾弾しにいけるくらいのバイタリティーに満ち、一人の女の子の最大の武器になりうるものを奪い、へし折る。
 彼女はそういう、女の子だった。