第1回 老化とは
誰しも生まれたときは、肌がつやつやし
食べてしまいたくなるくらいプリンピリンしています。
でも年をとってくると肌はぶよぶよして皺だらけ、
髪も白くなってきます。
私が老化を意識したのは、目が老眼になったときでした。
足腰は動かなくなるし、つい「よいしょ!」の掛け声。
若い頃はこんなはずじゃなかったといっても、
現実は思い通りにはいきません。
「老化」とは、身体が錆びて酸化する事です。
私たちが生きてゆくためには空気中の酸素と
食べ物が必要です。
年をとってくるとエネルギー燃焼効率が悪くなり、
活性酸素(フリ-ラジカル)が発生しやくなります。
活性酸素は抗菌作用があるのですが、量が多くなると
血管や細胞をを傷つけ、酸化が進みます。
「老化」しないためにはどうした良いのでしょう?
次回から、老化度測定や不老の方法について
一緒に考えましょう。
抗加齢医学会専門医 白石悦郎