第16回 関門の釣り | 白石院長のブログ

第16回 関門の釣り


あれこれエッセイ16


20年来の患者さんにIさんがいます。

色は黒く、がっしりとして厳つい顔をしていますが、
本当にいい人です。
いつも治療する時、緊張のためか額が汗でいっぱいになります。

昨年偶然テレビの釣り番組をみていたら、なんとIさん船頭さんでした。
得意そうに、いっぱい釣っていました。

長年来ていただいているのに、大変失礼しました。
そんなわけで、昨年から何度となく船に乗せてもらうようになりました。

アラカブ釣りは、
独自の仕掛けのおかげで毎回50匹位釣れるようになりました。

4月から始まったトラフグは、
非常に難しい釣り方で、1匹も釣れませんでした。
(ちなみにIさんは12匹釣りました)

5月はテンヤ仕掛けで鯛釣りをしました。
初めてでしたが、40センチの鯛をゲットしました。

夏はキス・アコウ釣りです。そして秋はタコをねらいます。

Iさん、これからもよろしく。

それにしても、この関門海峡は魚の宝庫です。
風光明媚だし、一年中旨い魚が食べられます。ありがたや、ありがたや!

桜散り 関門めがけて フクが来る