7/18(木)はこんな日でした。

今日グリンチと行った場所。

「虫がみたい」「本格的な山に行きたい」

というリクエストがありましたが、

・本格的な山は軽い気持ちで行くべきではない、

・長袖、長ズボン、サンダルではなくスニーカー、

・虫対策もし、

・虫捕りのための網、かごも持ち、

・飲み物も多めに持って、etc.

「本格的な山は準備が必要」と説明し、軽い自然に行くことに、

向かった先は、『吉野ヶ里歴史公園』です。

https://www.yoshinogari.jp

吉野ヶ里歴史公園吉野ヶ里歴史公園は９８棟の弥生時代の建物が復元され、往時の暮らしの風景が再現されています。体験プログラムで古代体験もできます。

www.yoshinogari.jp

軽い自然、って思ってたけど、

めちゃ広かった！！！

徒歩で散策するのは大変だと思うので、園内を無料で乗り降りできるバスを上手く利用するのが、オススメです。

今日まわれたのは、遺跡エリアと古代の森エリア。

設定は、弥生時代。

日本で稲作が始まり、集落をつくり、定住文化が根付いた時代です。

竪穴住居、高床式倉庫、物見櫓の見学はもちろん、発掘された青銅器、ガラスの管玉、甕棺、石器、木製のお皿などの展示もあります。

次は、興味深いこちら。

引用元　吉野ヶ里ミュージアム公式サイト

縄文人はほりが深く、顎が発達した四角い顔に対し、弥生人は面長、のっぺりした顔が特徴です。

ただ両者とも顎は現代人よりしっかりしています。

縄文人のルーツは東南アジア、弥生人のルーツはモンゴルなどのシベリアの北方アジア。

現代の本土日本人は、縄文人30%、渡来系弥生人70%の混血であると言われています。

どうして、渡来系弥生人の割合が多いのか？

狩猟文化の縄文人に対し、稲作文化の弥生人は栄養状態が良く、乳幼児死亡率が低く、人口増加率が高かったから。

こうして日本全体に広がった渡来系弥生人は、やがて中央集権国家を築いていきます。

昔の日本では美人の象徴は、目の細い、面長。

まさに浮世絵の美人画です。

顔が細くなったのは、上流階級の人々がやわらかい物を食べるようになったから。

明治に入り欧米の影響が強くなると、その価値観が変わり、縄文人のような、ほりの深い顔も魅力的とされるようになりました。

そして、蚕も見ました。

蚕とは。

クワコという蛾を人間が飼い慣らし、家畜化したものです。卵からかえったカイコの幼虫は桑の葉を食べ、4回の脱皮を繰り返したのち、糸(繭糸)を吐き、自らを包む繭を作り、その中でさなぎになります。

この繭が出荷、乾燥されて、生糸に加工されます。

繁殖用のカイコは繭を乾燥させずにそのまま保管され、2週間ほどで羽化。まもなく交尾し、500個ほどの卵を産みます。

カイコの成虫は食べることも、ほとんど移動もせず、1週間ほどで短い一生を終えます。

引用元　https://www.naro.go.jp/publicity_report/season/134952.html

カイコのひみつ | 農研機構農研機構は食料・農業・農村に関する研究開発を行う機関です。カイコ (蚕)についてどれくらい知っていますか? その存在は知っていても、「シルクのもととなる繭を作るイモムシ」「桑の葉を食べる」ということくらいしか知らないという人も多いでしょう。ところがカイコは、実はすごい虫なのです! ここではカイコの不思議な生態と、世界で注目される日本の最新シルクについて紹介し…

www.naro.go.jp

我が家、長男が一時期、カイコを飼っていました。

小学校の授業の一環で。

それに憧れていたグリンチ。

今回、時間がない中、カイコだけはなんとしても見たいと、閉園時間が迫りくる中、カイコは絶対見に行くと。

良かったね！

あとは、出会った生き物たちを。

私のお気に入りは、上段左から2つ目、カマキリの卵とカマキリの写真。

下段の左から2つ目は、なんという虫なのか、分かりません。大きめのワラジムシ？

トリックアートのコーナーもあったので、グリンチと。

勾玉作りの体験もしました。所用時間は1時間程。

費用は250円。

最後に。本日は趣向を変えて、グリンチコーデで締めくくります。

引用元　コムサイズム、エルメス、テバ公式サイト

コーデの肝は、首元に垂らした、手作り勾玉ネックレス。歪な形が、めっちゃ味があってGood！！

金欠がお悩みな彼には、金運アップのキーホルダーを(自分への)お土産に。

卵は、帰りに食べたお子様ランチのおもちゃです。

そんな、日。

母と次男のおでかけ。