R 14歳8ヶ月で天国に旅立ちました
2018年9月29日午前0時20分頃
Rが14歳8ヶ月0日で天国へと旅立ちました
(亡くなった日付は29日ですが、0時を回って直ぐの事でしたので
28日の金曜日の夜中と言う表現になります)
親族、ワン友1号(たまたま当日連絡があったので伝えた)のみにRの訃報伝えただけで
他の方には知らせる事すら出来ませんでした・・・ごめんなさい
気にして下さってる方もいたのに
Rが旅立って今日で17日が経ちました
当初は深い悲しみで本当に辛い毎日を過ごしていましたが
ワンコを沢山飼ってきて、様々な犬の死を経験した妹の言葉に救われ
Rの死を前向きに理解出来るようになりました
Rは14歳8ヶ月まで生きて、十分寿命は全うしているはずだよ
老衰で家族に看取られて逝くなんて、そんなに幸せな事は無いじゃん!!
犬を若くして事故や病気で亡くすと、いつまで経っても後悔と悔しい気持ちで涙が出てくるし
時間が経っても納得の出来ない気持ちがずっとある
でも、老衰で幸せに亡くなった子には亡くした悲しみはあっても、もの凄く幸せな事なんだよ
と・・・・
妹は今年の春、2歳半のグレートデーンを胃捻転で亡くしました
外出して帰宅した時に、留守番していた状態で既に捻転してしまっていたらしく
壮絶な死を見届けた経験をしています(苦しんで苦しんで亡くなったそう)
だからこその言葉・・・
確かに、それに比べるとRは幸せだな、と思いました
それでも、Rの祭壇を見ては悲しみがこみ上げ心臓や胃を鷲掴みにされたような感覚となり
夕食以外の食事は2週間摂る事が出来ませんでした・・・
(家を出ている時は空腹は感じるけど、1歩家に入ると苦しくなる)
2週間を過ぎた頃から空腹を感じるようになったので夕食以外の食事を摂れるようになり
この記事を書こうと言う気持ちになりました・・・
私はブログタイトルの通り、B命でした
もちろんRも可愛がっていましたが、Rを亡くしてその存在の大きさに初めて気が付きました
亡くなったらどれほど悲しいか予測はしていましたが、そんな予測を遥に越える悲しみで
自分自身でもその気持ちに上手く対応する事ができませんでした
勝手です・・・
その反省から、Rに申し訳ない気持ちが今後もずっと拭えない気がします
そして、時間が経つと記憶が薄れる恐れがあるので
記録として書き記したいと思います
Rの亡くなった画像等もありますので、不快に感じられる方は見ないで下さい
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昨年頃から後ろ足の筋力が弱まり散歩がキツくなって来た為、9月9日が最後の散歩となりました
徐々に食欲が減りはじめ、寝ている時間が多くなりいつものドライフードを残すようになったので
鶏肉を茹でたり、缶詰を混ぜたり食事を工夫して1日複数回に分けて食べさせました
身体を触っても、特に痛がる事も無く、1日の大半を座布団の上で寝て過ごしていました
カロリーを必要数摂取していないせいかでフラフラするようになった為
9月14日からクッキーなどワンコ用の食べ物ではないカロリーの高い
人間食をあげるようになりました(とにかく食べて欲しくて)
15日、美容室帰りにメゾンカイザーでクリームパンを1個買い
帰宅し与えると驚く程の早さで完食
クリームパンなら食べるのかと思い、ピロリの帰宅時にスーパーでクリームパンを買って来て貰うも
味が分かるRは、ひと口食べた後匂いを嗅ぐだけで二度と口にしませんでした
その後はバニラアイス、プリン、お饅頭、お豆腐、クッキー、ラスク、鶏出汁のスープ
クロワッサン、猫缶(ネット情報)、豚肉、カマンベールチーズ、豆乳蜂蜜等
Rが好きそうな物を与えました(赤字のみ食べた)
人間食はカロリーも脂質も多い為、下痢を心配していましたが
多少の緩さはあっても最後まで下痢をする事はありませんでした
この頃、ドッグフードはもちろん、犬用の缶詰等は見向きもせず
鼻に近付けると嫌そうな顔すらしていました
とにかく、生きる為には食べ物が必要なので
Rが目を覚ます度にプリンやアイスクリームを見せ
ひと口舐める事を繰り返していました
過去に死ぬ死ぬ詐欺を何度もやっていて、その度に同じ症状に陥っていました
今回も復活を願いRの生命力を信じていました
亡くなる3日前のR
私の事を真っ直ぐ見ているR・・・
もうこの姿を見る事が出来ないと思うと
胸が苦しくなります
後ろ足の筋力が弱まり、同じ姿勢で立って居る事が出来ません
自然と外側に足が広がってしまうので、その度に意識して元に戻していましたが
気を抜いた途端にまた広がってしまいます
1日の殆どを寝たきりで過ごしていましたが
トイレの時は自分で立ち、自力で糞尿をしていました
シートから外す事も多かったけれど、トイレでするんだ!
と言う、Rの強い意志を感じる事が出来ました
亡くなった日の日中も、大量のオシッコをトイレ付近でしていました
後ろ脚もフラフラで、前のめりになりながらも・・・
偉いね、R。最後までトイレに行ってたね。
息子が夕方に帰宅し、私は仕事へ出掛けました
今日、明日にRが逝ってしまう感じは全くなかったので
安心して出掛けたのを記憶しています
仕事から帰宅後、Bと散歩に行き自宅到着は22時を過ぎていました
まさかこの2時間後に亡くなるとは、この時思いもしなかった・・・
この日は金曜日、いつもだったら息子は金曜日から翌日に掛け学校で課題を制作する為泊まってくるし
娘は遅くまでアルバイトをしているはず、ピロリも1ヶ月前から同僚と飲みに行く約束をしていました
息子は珍しくこの日の金曜日は在宅しており、娘もバイトのシフトを入れていなかった
ピロリも前日に同僚の体調不良から飲みがキャンセルになり家族全員が揃っていました
お風呂から上がり、Rは私の隣で横になっていて表情も穏やかでした
目を覚ましたタイミングでラスクを見せた所、嫌な顔をしたので止めました
次に豆乳に蜂蜜を溶かした物を差し出すと、匂いを嗅ぎ舐め始めました
2~3口ペロペロと舐めたので、ここでまた安心感を覚えました
Rは大丈夫
Rの顔に触れ、頑張って食べないと死ぬ死ぬ詐欺が成立しなくなっちゃうよ~!
と、R本人に笑いながら言い聞かせました
0時を回ったタイミングで、そろそろ寝るよ~!と、家族に呼び掛けました
我が家ではその声を聞いてそれぞれがリビングに集まり
用意したサプリメントを飲んだり、水分補給をして就寝するのが毎日のサイクルです
RもBもその声で寝る準備を始めます
Bはトイレをした後に氷を食べ、自分のケージに入ります
Rはオシッコとウンチを済ませ、水を飲んだらパンツにオムツパッドを当てた物を
ピロリに履かせて貰います
Rは耳が遠くなっているので、その日はピロリが近くでR寝るよ
と声を掛けると、Rはやっと聞こえたのか首を上げて状況を確認していました
(この時、まだ子供達は自分の部屋)
Rが寝る準備をしなきゃ・・・と、立ち上がり数歩歩くも
突然腰が抜けた様な状態になり、一瞬歩けなくなって立ち止まり
下半身のバランスが崩れないように立っていました
その後はまた直ぐに歩き狭い場所でウロウロし始めたので、広い場所にRを連れて来ました
そして同時に、今まで見た事がない尋常ではない量のよだれを垂らしていたので
Rが踏んで転ばないよう私が身体を支え、ピロリに拭くよう頼みました
ピロリがウェットティッシュとトイレシートを取りに行った一瞬の間に
Rの足の力が4本とも抜けた状態となり、立って居るのが難しいと感じたので
滑るようにして床に寝転ばせました
寝転ばせたと同時に、口を大きく開けながら深い呼吸を始めたR
呼吸の仕方が今までと違う事に気が付き、夜中でしたが大声でRの名前を叫ぶと
子供達が私の異常な叫ぶ声を聞きつけ走ってリビングに集まって来ました
それまで普通に過ごしていたRだったので、ピロリも何事かと思ったと思いますが
何度か実家のワンコを看取って来た私は、死の前兆だと言う事に直ぐ気が付きました
Rの名前を泣き叫びながら、Rが死んじゃう、Rが死んじゃう・・・と
パニックになってしまいました
名前を叫びながら意識が遠くに逝ってしまわぬよう、身体をさすりながら
何度も何度も何度も何度もRの名前を呼び続けました
娘がRオシッコした・・・と言った途端大量の尿が流れ出し
Rの全身の筋肉が緩んだのを感じました
直ぐに心音を確認しましたが、最後の最後までRの心臓は動いていました
全身の筋肉が緩んだ2~3分後まで
Rが天国に旅立った瞬間は家族全員がRの身体に触れ、それぞれ名前を呼んでいました
皆の温もりをRは感じ安心して逝ってしまったように感じます
家族全員が揃ってるなんて・・・タイミング良すぎるよR
甘えん坊で家族が大好きだったから、皆が在宅している時を選んだんだね
Rが逝ってしまう直前、私が今まで出した事のないような切迫した声を出したせいか
Bはずっと吠えて、異常を直ぐに感じ取っていました
そして、既に旅立ったRにお別れをさせる為にBをケージから出したところ
ピロリがBの異変に気が付きました・・・
Bが泣いてる・・・・・・と。
私がBを呼ぶと、目に沢山の涙を浮かべ、目の下の毛も濡れていました
BはRの事が大好きだったから・・・悲しくて寂しくて泣いたんだね
涙が出るなんて・・・本当に驚きましたが、確実に泣いていました
これが最後の2ショット
Rまるで眠っているようです
火葬場で撮った最後のRの姿
これが本当のRとのお別れ
今もこの画像は私の胸を締め付けます
荼毘に付す前日、Rの姿を目に焼き付ける為、一晩中Rの横で朝まで過ごしました
これまで我が家で過ごした18年2か月のRとの時間を思い返しながら
Rとの思い出、感謝、謝罪を便箋4枚にビッシリ書き記した物を持たせました
Rさようなら・・・
Rありがとう・・・
Rごめんね・・・
家族でRの遺骨を拾い、骨壺に収めました
人間の時と同じで、喉仏の説明やそれぞれの骨の説明をして下さいました
歯や爪はカプセルに入れて下さったので、今は毎日Rと一緒です
子供達の分も買い足したので皆でRを身に付けています
Rの近くで横になる事が多いけど
表情が寂しそう・・・悲しいよねBちゃん
Rにとって、我が家は4件目でした
ブリーダーのお宅で生まれ、とある家族と出会い飼われていました
そのご家族が家庭の事情で飼えなくなり、既にウィペットを飼っていた方に2匹目として迎えられるも
先住犬と折り合いが合わず、里親に出されていました
その募集をたまたまネットで見付けたのが母で、可哀想だしカワイイ子だし・・・
この子良いんじゃない?と勧められ、興味を持ちました
実家では沢山のワンコを飼って来たので
犬の居る環境が当たり前の中で育ちましたが
私自身の意志で飼うのは初めてだったから
ピロリと子供を育てながらもRのしつけに悪戦苦闘したのを覚えています
我が家に来るまではロビンと言う名前で呼ばれて居たので
改名する事に多少の戸惑いもありましたが、まだ生後半年だし
うちの子になったわけだし・・・と言う事でRと名付けました
Rを迎えに行った時も家族全員で行き(限りなく愛知県に近い静岡県まで)
Rの最期も家族全員で看取る事が出来ました
Rありがとう
あなたと出会えて本当に良かった
イタズラもいっぱいして私を何度も困らせて来たけど
それも・・・今は思い出です
Rが居なかったら、ドッグスポーツもしていなかったし、きっとBも居なかったはず
そして、ワン友とも出会っていなかった・・・
私の世界を広げてくれてありがとう
Rのお蔭だと心から思うよ
Rを大会に連れていく事は少なかったけれど
Rの事を記憶して下さってる方、生前Rがお世話になった方、可愛がって下さった方
ご報告がこのBlogとなってしまいましたが、本当にありがとうございました
今は天国で身体の違和感からも解放されてダッシュして遊んでいる事でしょう
そして、大切なBを優しく見守っていてくれると思います
愛するRへ・・・安らかに眠ってください