息子20歳の誕生日 in Joël Robuchon
お陰様で息子が20歳の誕生日を迎えました
先日、家族で誕生日会を行って来ました
子供の20歳の誕生日は娘息子共に構想に何十年も掛かっており
お金と時間を存分に使ってあげる!!と言うのが私達夫婦の考えです
娘の20歳の誕生日はお気に入りの温泉旅館でサプライズパーティーと
ジュエリー屋さんに0.6ctのダイヤモンドネックレスを作って頂きプレゼントしました
今回の誕生日会場は、実は20年以上前からココで出来たらな・・・
と考えていた場所です
興味のない人でも、何の建物なんだろう?
と、気になった人も多いはず
(ディナーなのでこんな感じでしか写真が撮れませんでしたが全貌はこんな感じ↓)
恵比寿ガーデンプレイスの奥に佇む白いお城
星付きの名店フレンチレストラン
Joël Robuchon(ジョエルロブション)
若かりし頃Taillevent Robuchon(タイユバァン ロブション)時代に1度家族で行っており
店内の雰囲気、お料理の素晴らしさ、スタッフの気配り等が他店とは別格でかなり感激したんです
その感動が忘れられず、いつか子供やピロリと行きたい・・・
と強く思っており、以前よりピロリと相談して来ました
と言う事で、私達が今回選んだお店はJoël Robuchon
男2人はスラックスにジャケットを着て、革靴を履き
娘は黒のオールインワンにノーカラージャケットを合わせ
私もノーカラーのツイードジャケットを羽織り正装
家族でオシャレをしていざ、Joël Robuchonへ
受付を済ませ、待合室で待機を促されるも
久々のロブションにワクワクが止まらない私~(笑)
お店側の準備が整いスタッフのエスコートで入店
もちろん、入るのは女性の私から
続いて娘、息子、ピロリと入ります
(女性から入るのがマナー)
お店に入る順番も、座る場所も、事前にマナーについて打ち合わせ済みだったので
子供達も戸惑う事なくスムーズに着席する事が出来ました
(緊張すると分からなくなる恐れがあるので確認しないと心配)
席に着き、子供達は緊張でカチコチ(笑)
顔が強張っているのが良くわかりました
ピロリがシャンパン、私達はジュースとジンジャーエールで乾杯
焼き立ての小さなバゲット
パンはお料理に合った物を食べ終わると直ぐに持って来て下さいます
ロブションのパン屋さんで売られている物と同じなのでこれまた絶品
噛めば噛むほど小麦粉の香りを感じます
アミューズが運ばれてくる直前、ピロリは白ワインを勧められ
大きなワイングラスにビックリする程少ない量のワインを注がれます
『ほにゃらら年の白ワインでございます』
みたいな事を言ってたけど、ピロリはワインに詳しくないので上手く聞き流していました(笑)
娘も少し飲んでいたけど、美味しい!!と言っていました
そりゃそーでしょうよ~・・・良いワインなんだから
アミューズ
バターナッツ 林檎香るヴルーテにしミモレットをあしらって
スプーンですくう場所によって味が異なり
10皿位食べたい気分
でも、スプーン数すくいで終了・・・
美味しいしキレイ
前菜
ニュージーランド産オーラキングサーモンのタルタル
ポムクルスティアンとアネットの香るソース グラブラックス
お料理の名前はやたら長いけど、とにかく美味しい!!
フォアグラのロワイヤル シャンピニオンのカプチーノ仕立て
美味しいながらも非常に癖があり、大人の味~
飲めないけど白ワインに合いそう!!
ピロリ、お料理もお酒も最高らしく
ソムリエに勧められたワインを色々飲んで終始ご満悦
メインのお魚料理(とにかく名前が長いので省略)
どうすればこんなに柔らかくふっくらお魚が焼けるんだろう??
と、ビックリする位フワフワでとろけるようなお魚でした
ソースも一見、味が濃そうだけどアッサリ
ご飯でガッツリ食べたい気持ちを抑え
パンと共に品良く頂きました(笑)
お肉料理
フォアグラの風味が鼻から抜け
何とも味わい深いお味でした
いつもは1ポンドステーキ(450g)とライスを余裕でペロッと食べちゃう我が家ですが
この日は小さいお肉を食べながら会話を楽しみ、雰囲気に飲まれながら食事を楽しみました(笑)
デザートは選べるんですが、既に結構お腹いっぱい・・・
私はショコラ系にしました
濃厚でビターなショコラのムースなど
食感が楽しめる物と一緒にスプーンで頂きました
とにかく最高~
息子のバースデーケーキと共に、事前に預けておいた
娘と両親からのプレゼントが運ばれて来ました
お店の方が『ご家族でお写真をお撮りしましょうか』
と言って下さったのでお願いしました
最後はミニャルディーズ
息子ヴァージョン
私はハーブティーを頂きました
全部で6品のコースが終了
夢のような4時間のディナーが終わりました
自宅の夕食なんてちゃちゃっと済ませちゃうのに
4時間のロングディナーは非常に優雅で素敵な時間でした
娘からのプレゼントは某セレクトショップの本革トートバッグ
しっかりした作りで素敵なトート、私服にも将来スーツにも似合いそう
両親からのプレゼントは・・・
クロノグラフの腕時計
袋を見た瞬間に非常に驚いていた息子
めちゃめちゃテンション上がったそうです(笑)
中身が腕時計だと一瞬で分かったようで
大喜びでラッピングを開け中身を取り出しました
成人式のシャツを作るからサイズを測らせて~
と、何度も確認した手首回り(その際はバレないように色んな場所も採寸しました)
時計屋さんには何年も前から通って相談していました(最初に行ったのは5年位前なので、まだ高校生だった頃)
まだまだ子供だったので、成長した姿をイメージしながら(笑)
正直まだ20歳の学生には早いかな?とも思うけど
両親の子供への【気持ち】を形にしたらコレに辿り着きました
オーバーホールなど、今後掛かるメンテナンスはもちろん息子負担になるので
頑張って維持して大切に使ってほしいと思います
そして、ピロリと私からそれぞれお手紙も・・・
私の手紙は3300文字を超えてしまい、下書きしながら何度涙した事か
息子も20歳となり、親としての仕事はこれで一区切りつきました
まだまだ心配や不安は多くあり、気は抜けないけどね
私も今月で42歳になります
これからは自分のしたい事、夢、目標を
1つずつ叶えて行きたいと思っています
今回お邪魔したJoël Robuchonですが
今後もお金を貯めて定期的に記念日等で利用して行きたいと思います
仕事と勉強頑張らなきゃ~!!
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子供が高校1年生の時から、誕生日にはきちんとしたレストランで食事をするスタイルに変更していましたが
実は、ロブションに来る為のテーブルマナーや場慣れの練習でした
春(娘の誕生日)と秋(息子の誕生日)の年に2回様々なレストランに行きましたが
5年でやっと堂々と出来るようになったし、お作法もほぼ完ぺきになりました
これで何処に出しても恥ずかしくないかな~って感じです
いくら言葉で教えても、実践なしには覚えられないからね