出資馬・JRAレース結果(10/15) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日、出資馬の勝ち星は”ゼロ”でした。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 

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ドゥアイズ嬢(3歳牝)は中団待機策から押し上げる4角で外に膨らみ、直線はジリっぽい伸び脚に終始。
 

前後半4Fで前半が3.1秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。道中は圧倒的1番人気の2冠牝馬⑥(川田)の背後(直後)。3角から動き出した⑥の進路をトレースして喰らいつこうとしたのだが、4角で外に膨らんで勝負圏外に。その後、直線でジリジリと伸び脚をみせて”10着”入着圏。

数字上でも(18頭立て)”メンバー10番目タイ”程度の上がり脚【34.4】だったように、差し脚がキレたとは言い難い”走り”。それでも「牝馬3冠レース」にすべて参戦して”⑤⑨⑩着”。「3歳牝馬世代」の序列でみれば、”どんな条件”でも安定して”入着圏”に喰い込んでくる実力馬と認識可能。現時点でも”適距離”がどこなのか不明瞭な仔であるが、今後「陣営」がどの路線を選んでくるのか、(その”正誤”も含め)古馬になっても楽しみな仔である。

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ヒップホップソウル嬢(3歳牝)は後方待機策から直線で一番大外まで持ち出すも伸びきれず。
 

前後半4Fで前半が3.1秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。ペースが遅いために序盤から中盤にかけて断続的に”行きたがる素振り”をみせ、”折り合い”を欠いた点が痛恨事。道中で”脚”が溜まりきらないので鞍上・横山武騎手も抑え込んで”直線一気”を狙うしかなく、直線で「馬場」のマシな大外まで持ち出してみたが余力は少なく、ジワジワした差し脚しか繰り出せなかった。

数字上は”メンバー5番目”に速い上がり脚【34.0】を計時しているが、ほぼ最後方位置からの数値。勝ち馬とは【1.0秒差】、掲示板まで【0.4秒差】(約2馬身差)の”9着”入着では、数字の価値は半減以下。本馬が好走するのに重要な点は、(気性面からくる)道中の”折り合い”だとあらためて感じさせる一戦だった。

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マスクトディーヴァ嬢(3歳牝)は中団後ろ寄りにつけて、直線大外から猛然と追い込んできた。
 

前後半4Fで前半が3.1秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。道中は中団後ろ寄りの馬群の中。3~4角半ばで圧倒的1番人気の2冠牝馬⑥(川田)が動いても本馬は動かず、「直線一気」に賭けた鞍上・岩田望騎手。それくらい極端な割り切りはわるくなく、事実”メンバー最速”上がりの脚【33.5】は駆使できていた納得の”騎乗ぶり”。終わってみれば”1馬身差”まで差を詰めてきたが、勝ち馬⑥は既に流して全力で追っておらず。”勝ち負け”には持ち込めなかった点を付記しておく。

今春は3歳牝馬クラシックの2冠レースにすら参戦できなかったコトをおもえば、本馬の「成長・充実ぶり」がうかがえた”2着”好走。レース施行時に【稍重】まで馬場が回復したとはいえ、差しずらい馬場であるコトに変わりなく、よく追い込んできたと言える。ココでも収得賞金(2200万)を加算。今後「重賞」路線を戦っていくために”十分な額を加算”するコトができたので、翌年以降の「路線」選択が楽しみになる。

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マラキナイア嬢(3歳牝)は中団の内につけて、直線でも内を捌いて伸びてきた。
 

前後半4Fで前半が3.1秒遅いスローペース。上がり3つの”瞬発力”勝負。道中はラチ沿いの経済コースを通して”脚”を温存。馬群の中で直線を向くまで動かず、存分に差し脚を繰り出して「掲示板争い」に加わった”6着”入着圏。数字上では(18頭立て)”メンバー8番目”程度の上がり脚【34.2】だが、直線に向いて残り【1.5F】手前からの”追い出し”と、外へ切り替えながらの”断続的な追いっぷり”なのだから数字が出ないのは仕方ない。

ただ、ゴール前でも”差し脚”はそれほど鈍っていなかったように、”弱者の立ち回り”で少しでも上の「着順」を狙う形はしっかり出来ていた。(18頭立て)11番人気の人気薄の立場で「掲示板争い」までもってきた鞍上・池添騎手。3冠達成の勝ち馬の陰で、「さすが!」と言える好騎乗だろう。

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トライフォーリアルくん(6歳セン)は先行策から中団に控えて、押し上げるコトなく後方に沈んだ。
 

テンノリ鞍上・簑島騎手が手綱を引っ張り続け、”飛越ミス”も散見された「序盤から中盤」。「2周目2角」から今度は逆に押し続けるも本馬の”反応”は鈍く、「終盤の3角」でステッキを入れても全く押し上げられなかった。道中で”折り合い”を欠き続けたのだから、”脚”は溜まらずスタミナも浪費したのは明らか。

陣営は【重】馬場の”巧拙”を敗因に挙げるだろうが、それ以外の点でレースにならなかったとみる。主戦・五十嵐雄騎手が障害G1馬に騎乗するので”乗替り”は仕方ないが、乗り替わる鞍上と時間をかけて”人馬のリズム”(飛越や折り合い面)を醸成したうえで出走しなければ、格上実績馬や上がり馬がいる「障害重賞レース」で”後れを取る”のは当然だろう。(手腕が足りない騎手ではナイが、)少なくとも今回のレースにおいては鞍上が”マイナス”にしかならず、レースの流れにも乗れなかった。

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ヴェールランスくん(4歳牡)は先行策から直線粘りをみせるも、後続に呑み込まれた。
 

前後半4Fで前半が1.7秒速いハイペース。中団勢に有利な流れ。スタートから【1F】延々と押し続けての「先行2番手」。逃げる⑤(松若)がペースを落としかけたトコロで、鞍上・デムーロ騎手は合わして落とさずに内から絡みにいったので、終いの”粘り腰”がやや利かなかった印象。

ただ、本馬は平均ペースやハイペースで、”キレ”よりも”しぶとさ”を活かすタイプ。それだけに立ち回りが拙かったとはおもわず、むしろ本馬に合うペースに持ち込んでいたとみる。そこから粘りきれなかったのは仕方なし。次走以降でまた頑張ってもらいたい。

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ベッラノーヴァ嬢(5歳牝)は中団後ろ寄りにつけて、直線で外からイイ差し込みをみせた。
 

前後半4Fで前半が0.4秒速く、ほぼイーブンの平均ペース。脚質面の有利不利のない流れ。今回はテンノリ鞍上・三浦皇騎手の”好プレー”が光ったレースぶりだった。直線を向いて先頭と約6馬身差の後方「12番手」。すぐには仕掛けず、似たような位置から押し上げていく⑪(戸崎圭)の背後について行くだけ。残り【1.5F】標識から猛然と”仕掛けて”、残り1F棒で「掲示板争い」。ゴール前で「3番手争い」に加わるも、そこで差し脚が鈍った。

本馬はイイ差し脚を繰り出せるのだが、”キレ”は持続力がなく一瞬しか使えない。そんな”特徴”に合わせるかのように直線半ばまで他馬の後ろで引っ張ってもらい、ギリギリまで”追い出し”を我慢。そこから一瞬のキレる脚を活かして「上位争い」に加わってきた好騎乗。鞍上はスムーズな立ち回りから”最高の騎乗”をみせたと言え、それでもゴール前で脚色が鈍ったトコロは鞍上がどうこうできる部分ではない。

(14頭立て)人気薄の10番人気の立場で、”約1年ぶり”となる「掲示板」突入。走破時計は「芝マイル」距離のベストタイム・タイ。ほぼ限界に近い”脚力”を引き出して、人馬ともによく頑張ったレースだと言える。

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ユアフラッシュ嬢(3歳牝)は好位の内につけて、直線で外からジワジワ差し込んで掲示板。
 

前後半4Fで前半が3.3秒遅いスローペース。”前残り”の流れ。道中はラチ沿いの経済コースを回して”折り合い”十分。ただ、1周目スタンド前の後方マクリには対応できていたが、2周目向正面の後方マクリには対応できず。前3頭に突き放されて、この時点で勝負圏外となっていた。

まだまだ地力強化は必要だが、本馬にとって現級「1勝クラス」で初の”掲示板”突入は褒めるべきトコロ。「距離延長」で道中の追走がラクになり、余計な小脚を使わずに済んだコトで”終いの脚”に余力が残る形となった。新潟【ダ12.5F】戦は番組数がかなり少ない。だが、同じ左回りで直線が長い東京【ダ10.5F】なら番組が豊富。少なくとも【ダ10F】以上の条件番組を指向すれば、成績が上向くコトを確認できたのは「収穫」と言える。

 

 

・・・以上、日曜開催の纏めでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪