出資馬・JRAレース結果(10/1) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日、出資馬の勝ち星は”ゼロ”でした。
 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 

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スルーセブンシーズ嬢(5歳牝)は中団の内につけて道中で後方まで下がる。直線に向くと後方から馬群を捌いて伸び脚をみせ、”4着”掲示板食い込み。
 

鞍上・ルメール騎手は中盤から”外”へ持ち出す機会を探っていたが、密集馬群の中でなかなか出せず、自然と位置取りが下がっていた。しかし、直線は絶望的な「後方14番手」からグイグイ伸び脚をみせて、勝ち馬に約3馬身半差まで詰め寄った。

 

「上がり3F時計」でみると1・3着馬の【33.06】に次ぐ、”メンバー3番目”に速い上がり脚【33.30】を計時。フランス・ロンシャンの【稍重】馬場でこの”キレ”なら持ち味を披露できたと言っていい。欧州各国で調教された【G1馬】が揃う中、”ぶっつけ本番”でこれだけの走りをみせられたコトを褒め称えたい。

 

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ピクシーナイトくん(5歳牡)は中団につけて、直線でジワジワ差を詰めるだけだった。

 

前後半3Fで前半が1.4秒速いハイペース。ただ、スプリント戦なので前半3F【33.3】の入りは平均ペースと言ってもよく、先行・好位勢にやや有利な展開。本馬は3~4角で押し上げきれず、直線で外へ持ち出してもキレは変わらなかった印象。数字上でも(16頭立てで)メンバー10番目程度の上がり脚【34.6】で目立つ脚は使えていない。

今回は「位置取り」に拘らず、わるくない形にみえたが、「馬場」にノメるシーンが散見されたのは確か。馬場の内外・全てのコースがノメるのなら仕方ないが、少なくとも以前の主戦・福永騎手ならば「馬がノメるようなコース取りはしない」。不利を承知で”大外”を延々と回してでも”状態がマシ”なコース取りをしてくる。

 

「勝ち負けに加われるコース取り」と「馬の脚力を引き出しやすいコース取り」。どちらかを選択する際に前者を選ぶトコロからも、鞍上・戸崎圭騎手は本馬と”手が合っていない”と言えるだろう。「結果」だけみても、今年一年の”4戦”継続騎乗して「⑬⑧⑧⑧着」では…。

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ロコポルティくん(5歳牡)は中団前寄りにつけて直線入口で上位争いに加わるも、残り1Fで息切れ。

前後半4Fで前半が1.4秒速いハイペース。残り6Fから【12.5】前後のラップをワンペースで刻み続ける息の入らない流れ。前に苦しく、後方勢同士の決着は頷ける。本馬は中団前寄りなので展開不向き。3角から外を回して押し上げ、”勝ち負け”に加わる見せ場は作れたが、それでも押し上げタイミングが早かった。
 

向正面半ばのワンシーンを切り取ると、中団前寄りの外で眼前に1番人気馬⑧(和田竜)がいて背後に3番人気馬②(松若)がおり、自身が2番人気馬。3角で外から押し上げてきた②に被されて進路を失うのを嫌い、合わせて押し上げていくしかなかったトコロが痛恨事だろう。ペースに対してタイミングが速すぎたコトで、直線に向くと人気3頭すべてが失速し、12頭立ての”⑩⑪⑫着”を上位人気3頭が占める珍しい結果に。

これまで2度使った【ダ9F】の走りをみても、距離適性は平坦小回り【ダ8.5F】戦まで。坂があり直線も長い”主場4場”では【マイル】距離までかと。スローペースになれば【ダ9F】戦でも戦えなくはないが、直線で早々に脚がなくなるコトを覚悟のうえで使うべき。

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フェブランシェ嬢(3歳牝)は先行策から直線で前を捉えきれず、後続に差し込まれた。

前後半4Fで前半が1.2秒遅いスローペース。向正面残り【5F】からハロン【12.5】前後のラップを刻み続ける持続力勝負になった分、”前”に辛くなり中団・後方勢が喰いこむ余地が生じた。本馬の先行策はいつもの形ではあるが、道中のペースが遅すぎたコトで「かなり行きたがる素振り」をみせており、鞍上・西村淳騎手がなんとか抑え込んでいた。(馬の気性面起因で)道中スムーズでなく余計なトコロでスタミナや脚力を”ロス”しているので、直線の追い上げや前を交わす”脚”が使えなかったとみる。

本馬の中山コース”2勝”はいずれも前半が速い「前傾ラップ」で終いを要するレース展開。今回のような遅い流れなら、途中からでも自ら”前”に出てペースを作るくらいの積極策の方が、好走できるだろう。少なくとも今回「2勝クラス一般戦」の走破タイム【1.54.4】は、2走前の同条件「1勝クラス一般戦」勝利時の【1.53.2】の脚力を引き出せていないのは明らか。


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エンファサイズくん(3歳牡)は後方待機策から直線で内を突いて差し伸びてきた。

前後半4Fで前半が2.1秒遅い超スローペース。上がり3つの瞬発力勝負。展開も位置取りも”不向き”なのだが、道中の”折り合い”重視で後方のラチ沿いを回してムダな動きをせず、直線だけ”脚”を使って伸びた印象。数字上でもメンバ-最速タイの上がり脚【33.3】を駆使して、「掲示板争い」できたならマズマズの内容。なにより道中の遅すぎるペースでも”折り合い”を欠くシーンがなかった点が「収穫」となる。

上がり3Fのレースラップ【11.1→11.1→11.8】で【34.0】。(全馬が脚を残し、)先頭がこの速いラップを刻む中で差し込んでこれたのだから、かなりイイ脚(33.3)を使えていたとみるべき。この点からも”折り合い”がついて、しっかり”脚”が溜まっていたと評価可能。

(個人的には)前に行かせず、中団・後方待機策なら「中距離」までもつハズ。以前に本馬が【9F】戦で大敗したのは、先行させて”なし崩し”的に脚を使い切ったコトと、テンノリ鞍上の”ペース判断”の拙さとみている。

 

 

・・・以上、日曜開催についてでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪