【ノルマンディー】オルレアンローズ嬢(5歳牝/江田照/高木登)が、
東京芝7Fの「1000万下平場(牝限)」に出走、”6着”(7番人気)でした。
押して押して出ていき、内の③(松岡)と主導権争い。③は控えてくれたが今度は外から⑪(藤田菜)が競りかけてくると、脚を使って振りきり、後続を突き放しての単騎逃げに持ち込む。3~4角を落ち着いて回り、直線へ、、、
直線を迎えると後続と3馬身差。残り300m付近まで仕掛けを我慢して追い出すと、残り100m付近まで先頭で粘りに粘り、交わされてからも「3着争い」でしぶとさをみせる。ゴール板で3着馬と「アタマ+アタマ+アタマ差」の”6着”(0.2秒差)入着。
今までと”ひと味”違ったレースぶりが見られました(^^)
レース内容を纏めると、、、
前後半【34.2→(11.4)→35.1】ハイペース。
前崩れの瞬発力勝負で「差し・追込勢」有利の流れ。
この仔は内外から2度競りかけられながら、主導権を譲らずに単騎逃げ。もちろん、「譲らなかった」のではなく「譲れなかった」が正確。譲ると折り合い難が顕現化する気性のため。
それで、前半がキツイラップになったハズが意外な粘り腰。。。
ラップ【12.3-10.9-11.0-11.4-11.5-11.6-12.0】 ・・・ナルホド(@@;
後続を突き放して折り合ってから、鞍上が力技で抑え込むのではなく、ラップの凹凸をつけずに「徐々にペースを落としていた」コトが窺える。上位勢が皆【33秒台】の末脚で差し込んだのに対し、逆の前傾ラップで終い【35.3】で上がり、勝ち馬と0.2秒差に踏み留まれたわけですね。
レース後の鞍上コメントで、「本当はフワッと出して行きたかった」と語られていますが、指示された乗り方ができなかった時に「どういう走らせ方をさせるか」、臨機応変に対応する”引き出し”の多さが重要。結果的に、この仔にとって一番大事な「気分よく走らせること」ができていたのだから、イイ騎乗だったと言えます(^^)
さすが!と言えるベテラン騎手の対応力。毎度好走とはいかないまでも、人気薄の癖馬で穴を開ける”技術と判断力”は衰えていませんね。
今後に向けては、、、
このクラスなら「”まともに走れば”上位争いできる」コトは明らか。エダテルさんの好騎乗だったので、継続騎乗でお願いしたいですね。
オルレアンローズ嬢、オツカレサマデシター!!
※ぽいぽいプリン提督さま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪