朝動物病院から電話があり
数値がどんどん惡くなってる、このまま治療しても回復する見込みがないんで
意識のある今のうちに家に連れてって帰ったげてほしい、と…


先生に「あと①日頑張ったらもしかしたら治ることはないですか?」
て食い下がったけど先生の意見は変わりませんでした



にり社長とパートさんとで迎えに行ってもらい
わしは夕方おっさんと一緒に会いに行きました


社長「車乗せる時にどこにこんな力が残ってるんやて位暴れた」

「また変なとこに連れてかれると思ったんやろの」

「工場に着いたら工場をぐる~っと見回してた」



先生の話では一週間もつかもしれんし今晩にも逝ってしまうかもとのことでした


夜は工場に誰もいなくなるんで
わしが家のことをしてから22時位に戻ってきて工場に泊まることにしました


そして社長が19時くらいに「にりちょっとご飯してくるでなラブラブ」て
夜ご飯の用意をしてから21時頃に戻ってきた時には
にりはもう逝ってしまっていました…



わしが工場に着くと
社長から連絡を受けた工場の隣に住む嫁はん(社長の兄嫁)や
近くに住むパートさんが既に駆けつけていました

そしてつい先ほどまで皆でお通夜をしました




わしは結婚するまではにりの㊥で絶対的飼い主として君臨してたけど
わしが僻地に嫁いでからはにり社長やパートさん達にぐぢょぐぢょに可愛がられてたんで
にりもものすごく皆になついたそうです


わしのストーカーやったにり様からは考えられん💦



入院してるにりを毎日パートさんたちが代わる代わる面会に行ってくれたそうな

にりは飼い主(にりの㊥での地位は最下位に転落)以外のたくさんの人にいっぱい愛されたんやな…

なんた幸せな猫やったんや




そんで先生の助言に従って大好きな工場に連れて帰ってよかった


今はみんな帰ってわしとふたりです

最後の夜をふたりっきりで過ごします

14年と⑥ヵ月ありがとね

わしらんとこに来てくれてありがとう

またね