犬の白内障

犬の白内障

犬も人と同様に白内障になる事があります。白内障になると、目の水晶体が白く濁り、視力低下を起こすため、壁にぶつかったり、段差につまずいたりするようになります。

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白内障は、目の水晶体が白く濁り、曇りガラスを通したような見え方になる目の病気です。

人も犬も同様に、先天的な原因によって起こる場合もありますが、加齢によって生じる場合が大半であると言われています。

目に有害な光(紫外線、放射線、赤外線)を頻繁に浴びていると発症しやすく、糖尿病、代謝異常、アトピー、感染症などの病気が関与して発症する場合もあります。

進行すると、目の中央が見た目にも真っ白になり、白くかすんで見えていたものも、ほとんど見えない状態になります。

点眼薬によって症状の進行を遅らせる事はできますが、水晶体の濁りを取る事はできません。

目の手術をおこなう事によって、視力は回復する事が可能となります。
最近では、オゾン層の破壊や大気汚染によって、目に有害な光(紫外線、放射線、赤外線など)が増加傾向にあると言われています。

目に入った紫外線や赤外線は、目の角膜や水晶体で吸収されますので、角膜炎や白内障の原因になる事が知られています。

そのため、夏場の強い直射日光は、サングラスをかけるなどして、目の保護を意識的におこなう事が大切です。

それは、犬の場合においても同様ですので、散歩の際には犬用サングラスを身に着けたり、紫外線や赤外線の少ない早朝や夕方に散歩する事で、愛犬の目の健康を守る事につながります。

夏の直射日光は、目に有害な紫外線が非常に多いので注意が必要ですが、冬の雪に反射した日光も紫外線が多く含まれています。

そのため、夏も冬も、紫外線や赤外線対策による目の保護は、眼病予防にはとても大切な事です。