元バスケ雑誌編集者の『猿でも分かるNBA観戦のキモ』

元バスケ雑誌編集者の『猿でも分かるNBA観戦のキモ』

元バスケ雑誌編集者にして翻訳者の著者が、現地最新情報を絡めてNBA観戦を楽しむヒントを紹介します。一人でも多くのバスケファン、NBAファンを日本へ!

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前回の記事では、

バスケを広めるために
1.実力を底上げして人気を広めること
ムーブメント1のメリット、デメリットを 書かせていただきました。


今回は僕がこのブログで実現したいこと、
2.先にバスケの人気を高めて間接的に実力を上げる
ムーブメント2のお話です。


このことを考えるようになったのは
2007年にマイアミでNBAを
生観戦したことがきっかけでした。


この時は無謀にもツアーさえ組まず、
ユースホステルを梯子する一人旅でしたが、
フリーな時間が豊富にあったことも逆に幸いし、
現地の人間と触れ合う機会がたくさんありました。


試合会場に向かう途中のバスの中で
ジョンというアメリカ人男性と知り合ったのですが、
彼は近くのホステルに泊まりながら、
スポーツ観戦の旅を続けているとのこと。


その夜NBA観戦をした後は、
通称パーティーホステルと言われる
安宿で乱痴気騒ぎをして(笑)
翌日はまたアメフト観戦だと言っていました。


試合会場では座席が指定されていることもあり、
別々に観戦しましたが往復のバスの中、 延々とNBAトークで盛り上がり、
彼の知識の豊富さに圧倒されました。


しかし、それ以上に驚いたのは
試合会場でのファンの応援スタンス。


この日の対戦チームはどちらも
僕のファンでなかったのだが、
周囲はホームチームファンで完全包囲。


「僕はどちらのファンでもないです。」
などとはとても言える空気ではなく、
還暦は確実と思われるお姉さま(?)から、
「あんた今のプレイ見た!?」と、
背中を思い切りド付かれたり、
ホームチームを容赦なくブーイングする、
強面の兄ちゃんたちにタジタジ(汗)


そうは言っても、この日の試合は実は
NBAを代表する、2人のスーパースターが
激突する超好カード。


現地に行くまで知らなかったのだが、
スペシャルナイトゲームとして、
チケットも通常より高かったようだ。
(ちなみに僕のは中段の席で3万円ほど)


試合の方もそのスター選手2人が40点近くを、
奪い合う期待通りの展開。


気づいたら僕もファンに混じって熱狂し、
最後には喉を完全に枯らしていました。


この時僕が目の当たりにした、
・強烈なファンの一体感
・時には選手には厳しいほどのヤジ
・老略男女を問わない観戦に対する知識

は今でも鮮明に記憶に残っていますし、
この環境こそがアメリカのバスケを、
あそこまで発展させていると確信しました。


そしてこの時の経験がきっかけで、
「たとえ現地で試合を観る機会は少なくても、
こんな風に一体になってワイワイ楽しめる場所と、
そこに集まるファンを一人でも多く日本に増やしたい」
という想いに至ったのです。


以上、これがムーブメント2の原点、 僕がこのブログを通して実現したいことです。


少しでも共感できるという方は、
ぜひ今後もお読みいただければ幸いです。


今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
第2回の記事で、
日本にバスケを広めるためには、

1.実力を底上げして人気を広める
2.先に人気を高めて間接的に実力を
押し上げる

の2つの活動が必要だということを、
お伝えさせていただきました。


これからは1.をムーブメント1、
2.をムーブメント2と呼ばせて
いただきますね。


ムーブメント1は比較的分かりやすい動きです。


競技そのものはに馴染みがないのに、
世界で通用する選手がいるとついつい
オリンピックや世界大会なんかで
試合に観入ってしまうあの感覚です。
(どの競技かは言いませんが…)


このように大々的に露出するチャンスがある
スポーツは自然にファンが増える可能性が高いです。


ただし、ムーブメント1には
デメリットもいくつかあります。


まずこの流れが起こせる人間が
限定されるということです。


競技レベルを底上げする(=選手を育成する)ためには、
かなり高いレベルでその競技を行っていた経験があるか、
深い知識を持っている必要があります。


今の日本のように、体育教師が部活動の監督を
兼任している中高が多いような環境では、
残念ながらこの基準を満たす指導者は
まだまだ少ないと思われます。


そしてもう1つのデメリットは
非常に時間がかかるということです。


バスケットボールに限らず競技特性に合わせて、
また年齢ごとに学ぶべきスキルや、
鍛えるべき体力は当然異なります。


こういったことを考慮してヨーロッパなどでは、
一貫指導体制というものが採用されているようです。


これは非常に若い世代から
プロ選手に混ざって練習させるなど、
将来を見越した形で育成することで
競技全体のレベル向上を図るもので、
サッカーなどを見ると
非常に分かりやすいのではないでしょうか。


前置きが長くなりましたが結論です。


僕にはムーブメント1は起こせない!(笑)


ということで次回に続きます。


ブログの動機が長くて申し訳ないですが、
これには深いワケがあるので、
後もう少しだけお付き合いください。


今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
第1回の記事ではこのブログの原点を、
第2回の記事では日本にバスケを広める
ために今しなければならないこと
について書かせていただきました。


まだ読んでない方はこちらをどうぞ ↓



と意気込んでみたはものの、
僕は長らく行動に移せずにいました。

何故か?

それは具体的に何をすれば良いか、
見当もつかなかったからです。


当時は今ほどインターネットが発達
しておらず、スポーツ情報を入手する
手段は雑誌(書籍)とテレビ、それに
ラジオぐらいしかありませんでした。


個人がこれらの巨大メディアより
良質な情報を発信するには、
大変ハードルの高い時代でした。


今すぐに動き出したい気持ちと、
モヤモヤのした気持ちでの間で
揺れ動く日々が続きました。


車で言えばアクセルとブレーキを
全力で同時に踏むような、
なんとも言えない気分でした。


気づけばバスケ雑誌の出版社を辞め、
僕は英語に関わる仕事についてました。


そしてNBAに関する情報はまだまだ
少ない中、海外サイトNBA.comの記事を
何の目的もなく翻訳している自分が
そこにはいました。



今改めて振り返ってもやっぱり、
僕は今も昔もNBAが大好きなんだと
つくづく思います。


さらに月日は流れ、
時代はソーシャル時代へ突入。

mixi
twitter
Facebook
ブログ

などなど…


これほど手軽に個人が情報を発信し、
相互につながることができる、
そんな時代に生まれたことは、
何よりラッキーだったと思います。


暗闇の中で描いてきたビジョン、
そして具体的なプランを今日ここから
明るみに出してゆきたいと思います。


次回は、
「このブログを読んで欲しい人」
について書かせていただきます。


今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!