2023年11月26日(日)午後

 

ダーリンが短い面会時間を過ごし

またねと去ってからのことだった。

 

最新のレントゲンの結果が出て

ぐるぐる捻じれていた腸捻転が治ったと聞いた。

 

 

 

YES!!  偉いぞー!!

私の腸ありがとう❤️❤️❤️

 

 

嬉しくて

あとは管を取ってもらえるのを

祈るように願っていた。

 

 

しかし、再び訪れた主治医から

 

癒着がありそうなので

手術して対処と説明を受ける。

 

がーーん。

 

恐る恐る、コレは手術までそのまま?と

鼻の管に触れて聞くと主治医が言う。

 

 

今回は、だいぶイイ子だねぇ

 

 

脱力。

 

 

鼻と喉が息するたびに痛い管、続行。

だいぶ、心が折れかけた。

 

気づけば、手術日までの日数を

指折り数えて何度も確かめてしまう。

 

 それでも

点滴セットにイレウス吸引セット

そして、おしっこ管とおしっこバッグを連れて

点滴台と一緒にトイレに行ってもいいと

許可が出た。

 

インターネットより拝借↓減圧吸引の機械

たぶん私に繋がってたのとおんなじ。

 

ストマパウチの中身を

トイレに自分で捨てに行けるのが嬉しかった。

 

黒い水っぽいものが少し出るくらいだったけど。

 

まだ、水を飲むのも許されない。

 

トイレに座ったからといって

おしっこがトイレに出せる訳でもなく

尿道カテーテルからおしっこバッグに

移動してゆくのを眺めるだけだった。

 

なんだか情けなくて涙が出そうだったけど

 

腸捻転は治ったし、きっと癒着は無いはず

私は確実に良くなってる

これは今だけ限定だ

 

私を生かしてくれてるセットを転がして

自分励ましながら病室に戻った。

 

 

イレウス管を入れた外科医が回診に来て

 

管入れたからって

こんなに早く腸捻転が治るなんて稀だと

目を大きくして話してくれた。

 

先生の処置が的確だったからですと

管をつけたままの私はお礼を言った。

 

外科医は申し訳なさそうに

「そう言ってもらえて良かった。あれやると嫌われるんだよなぁ」とぼやいた。

 

「すっごい痛くて、鬼かと思いました。」

正直にスパッと言った。

今も痛いけどね、と思いながら。

 

熱が出ていた。



ダーリン撮影 家族に状況を伝える為の写真


 

癒着を心配している医師たちに

癒着無しと証明してくれベイビーたちよ、と

腸の代表であるプラムちゃんを

パウチの上から撫でて目を閉じた。

 

 

 

インターネットより画素拝借。