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夢を見た

まだ幼き私は
人形の小物や服を作る職人をしていて
どうやら家族で
人形に関わる仕事をしているようだ

何かの資格試験に合格したと電話(?)を受け
その知らせを伝えてきた男性と
付き合いだして間もないという設定らしい

彼は職人として身を立てている大人で
私は尊敬が混じった丁寧語で照れていた
恋心は家族に知れ渡っているようで
作業をしながら聴き耳を立てられ

合格のお祝いに食事に行こう、でも
お互いに風邪が治ってからねという
デートの約束までダダ漏れしていた

彼が着替えのシャツがたくさんあるから
「君に回そうか」と言っていて
「そんなの借りられません」と答える私
小さなバッグを丁寧に手縫いしながら
耳まで赤くなるのが分かった。

(その次元では、風邪で汗をかいたら
下着シャツを変えること。
洗濯機や乾燥機が無くて(?)乾かすのが
大変な設定らしきこと。
ハンズフリーで電話(?)が出来るけど
周りに相手の声は聞こえない様子)

夢の中で憧れの彼は
現世に実際存在している人だった。

もう一人現世にいる人が登場していた

現在のダーリンが、その次元では兄で
それも妹である私を溺愛しつつ
兄としてアイツなら仕方がないか
でも
咳払いして仕事に集中しろと見せかけ
同時に焼きもちも表現する高等技術
セリフ無しで存在感を示していた

その咳払いは
実際に隣に眠っているダーリンの咳で
その音で目が覚めた



あー......

夢か......



なぁんだ
ダーリンとは
お兄ちゃんだった関わりもあったんだ
だから安心感があるんだなぁ
だから最初ありえないって断ってたのか
過去の恋愛話しも普通にできたのは
そういうことかぁ、なるほどなぁと
一気に勝手に納得した

あの人形づくりの家族にも愛されて
見守られて恋なんかしちゃってる私
そっちでも幸せなんだね

同時進行の別次元
関わりのある人に
また別次元
夢を通じて逢えるかな