クジラって、かわいいし綺麗じゃないですか。🐳
それに大きいからカリスマ性もある。
だから、捕鯨反対!っていうと、「クジラだけ特別扱いしちゃって・・・」って声があがるんですよね。
でもね、クジラってかわいいから守りたい!っていう情緒的な理由の他に、
私たちが守らなければならないもっと大きな理由があるんです。
ここでは、クジラが私たちの住む地球にどれだけ貢献しているか、
環境問題とクジラの関係についてお話しますね。
文章を読むのが苦手な方は、こちらの動画で説明してあります。
5分ほどですからそちらを見てください
さて、動画でも説明のあったように、
クジラが環境にいかに貢献しているかというのには大きく二つの理由があります。
1つはクジラの糞です。
クジラの糞ってプランクトンが多く含まれていて、
小さな魚をはじめ生態系の下層にいる沢山の生物たちの餌になるんですね。🐡
だから、クジラが糞をすればするほど、小さな魚や生物たちが増えるという事なんです。
よく「クジラだけ保護したら、魚を沢山食べちゃうからある程度捕鯨した方がいい!」なんて聞きますが、
あのね、生態系って人間が管理できるもんじゃないんです。
自然の動物達はちゃんと出来ます。
人間が邪魔しなければ。
そして、クジラってものすごい距離を泳ぐんですけど、その間にも糞をまき散らすんですよ。💩
だから、海中にクジラの糞がまき散らされるってわけです。
クジラが死んだ後も、クジラの死骸は同じように小さな生き物たちの餌になり、
浜辺で打ち上げられて死んだ場合は、地上の野生動物の餌にもなるのです。
そして、もう一つの環境への貢献は、クジラは地上の二酸化炭素を海中に沈めてくれるという事なんです。
クジラは呼吸の為に海中を上下に行ったり来たりするので、植物性のプランクトンを海面に押し上げます。
そして、海面にあがったプランクトンは二酸化炭素を吸収し、海中に沈んでいくんですね。
そして、クジラ自体も死んで海中に沈むとき、大量の二酸化炭素を沈めてくれるんです。
その量は19万トンと言われていてこの量は8万台の車が1年間に排出する量と同じです。
・・・このクジラの環境に対する貢献を、経済効果に換算した学者がいるんですけど、
なんとクジラ1頭に2億円の経済価値だそうです。
つまり、クジラを1頭生かしておけば(放っておけば)
私たちは2億円節約できるんですよ。
それを51億の税金を使って捕鯨しているなんてとんでもないと思いませんか?
年間捕鯨枠は383頭。 383×2億円=766億円
しかも捕鯨されたクジラの中には妊娠しているクジラもいます。
クジラ食べてる場合じゃないから(--;)
クジラはね、海を駆け巡る大樹のような存在です。
本来、彼らを殺して食べるどころか、保護しなければならないけれど、
そんなことしなくても、彼らを放っておくだけでいいんです。
地球の環境問題は切実です。
異常気象に気が付いてますよね?
地球の温暖化がこのまま進めば、海水の温度が上がり洪水を引き起こしたり、
お米や小麦などの農作物にも大きな影響が出てきます。
オゾン層の破壊は、人体にも大きな被害を及ぼしますよね。
日本の文化ガー
日本の自足自給率ガー
食べたい人いるしー
などと言ってる場合じゃないんです。
環境が破壊すれば、生きていく事さえ難しくなるんですよ?
人類全ての命がかかってるんです。
あなたの命もです。
どうか、環境問題を関係のない事と思わないでくださいね。
そして、人間が壊しまくっている環境を
ひたすら健気に守っているクジラをどうか見守ってください。
この記事を読んで、クジラを守りたいな、大切にしたいなって思ったら、
下記のキャンペーンを覗いてみてください
↓