いよいよ交流分析の本題に入ります。
今回は、フロイトの構造論の説明をしたあと、交流分析の構造論である『自我状態』理論の話でした。
(1)『Child』、『Parent』という名詞に違和感を感じる。
素晴らしい! この感覚を大切にしてください!
自分の感覚の方が、単に偉い人が使った言葉を鵜呑みにするよりはるかに大切です!
(2)心では感じているが表に表さない感情もあるような気がする。
はい。そこなんです、エリック・バーンがこだわったのは。
そういう、外に出さないようにしている感情は、話しているとき、ふと、顔の表情とか何気ない仕草とか声の調子とかに、出てしまう。そしてそれを相手は、無意識的に感じていたり。。。 そんな心の奥を解き明かすのが、交流分析です!
(3)威張っているなどはPだけだったりするのか?
人の心の色合いは、やはり様々に変わるものと思います。すなわちPだけの人はいないものと思います。
ただ、Cをそのまま出すのを躊躇う傾向が強い、というような、心の防衛のクセはあると思います。
(4)性格はこういった構造論に多く影響を受けているのか?
人格(パーソナリティ)論と心の構造論は別物とは思いますが、どちらも成育環境からの影響を受けていることは間違いないと思いますので、ふたつはどかかで繋がりがあるのではないかと思います。