2016年の活動を振り返って | 私らしさを大切にしよう! -自己発見、自己受容から自己成長そして平和な社会へ-

私らしさを大切にしよう! -自己発見、自己受容から自己成長そして平和な社会へ-

私らしさの心理学研究会代表 和泉光則のブロクです。
講習会などの情報の他、活動情報、日々の雑感などを
綴っていきます。

2016年の和泉は、4回の無料講習会を中心に活動を行いました。
以下に、その内容をまとめ、書いてみます。
 
年間テーマは
『見えないものを見る目と見えるものを見ないココロ』
 
★3月は『宇宙の平和と心の平穏』と題し、1960年代のテレビドラマ”スター・トレック”を味わいながら、ベトナム戦争→湾岸戦争→同時多発テロ後の戦争といった戦争のイメージの変化に焦点を当ててみました。「正当な理想を掲げ、理想からのずれをもとに相手を責める」自己正当化や強がりの道具に心理学を使ってしまいがちであるという”人の心の弱み”にも触れてみました。
★6月は『勝利者と敗北者の間で聞こえる心の声』と題し、映画”アンブレイカブル”を題材として、人が英雄になるか犯罪者になるかの分かれ目について語りました。そして、人を”良い人”と”悪い人”に分けることの恐ろしさを、前回に引き続いて心理学的に感じてみました。
★9月は『負けるが勝ちは、負けか価値か』と題し、人は誰もが心理ゲームをしてしまう、という話をしました。トランプを題材としてプレイヤーの得る利益・不利益について考え、そして人の生き方について、中島みゆきの歌などで味わった後、「歪みこそが、人の心の魅力である!」と、締めくくりました。
★12月は『現実を見る目と平和を願う心』と題し、ジョン・レノンの”イマジン”への疑問からスタートして、戦争を語ることより、平和をイメージすることの大切さについて感じてみました。
参加して、これらの濃い世界を楽しんで頂いた皆様には、心から感謝!です。
 
2017年も、これまでどおり、10名程度の参加者を想定して、年4回講習会を行い、”和泉ワールド”を磨いていきたいと思います。人の心の弱さに焦点を当て、絵に描いた餅を嫌い、そして歪んでいる自分自身を大切に生きたいと願う、『私らしさ』の心理学を、よろしくお願いいたします。