私は、おじちゃんから毎月、おじちゃんの給料日にお小遣いをもらった。当時ピン札で現金支給だったお給料をおじちゃんは茶の間で数えた。聖徳太子を母に結構な枚数渡していた。私は最初は五百円札青っぽい紙幣をもらった。時々伊藤博文のピン札だった。


私はおじちゃんがゴルフの景品でもらった何かが入っていたキレイな赤い箱にお札を入れて保管していた。友だちがきたら数えて見せていたことを覚えている。


ある日、学校から帰って箱の中のお札を確認したらなくなっていた。母に尋ねると、「郵便局の学資保険に入った。」と言われてよくわからなかった。

すごい暴れたし叫び、泣いた記憶がある。

学資保険…結果としてそんなものなかったわ。

母に蓄えを使われた最初は昭和52年ごろだな。あー。