傷ついたHはCのことを呼ぶ

その間にHの部屋の盗聴器を外し
Cの部屋にHの昨夜の写真を貼り付け
盗んだ下着をクローゼットから見えるように
片付ける


Cは部屋に呼ぶ
Hは部屋に上がり声を失う
だって昨夜の自分の哀れもない姿
テレビには映像まで流れている

Cは意味がわからずに否定する

しかしクローゼットの下着が見つかる

Hは私の言葉を思い出す
元カレが…Cが物を盗み、嫉妬したCの酷い行動


Hは泣きながら部屋を出て行く

二度とHはCには近づかない

Cは自分の状況がわからない
様子だった


数日後私は何もなかったかのようにCへ
近ずく

元気ないね
最近どうしてた

なんて全部知っているけどね

Cは私に謝罪した
浮気して付き合った子が男に遊ばれてしまったことその写真が自身の部屋にあったことを話し


きっと合鍵を盗まれその男たちが
Cへ嫌がらせでやったのかもしれないと
真剣な顔で話したらCは簡単に騙せた


そして落ち込んでいる
Cは簡単に私の部屋に誘い込めた
Hにも使った薬を少量飲ませる
Cは私の虜とする
私抜きでは生きていけない体へするために


Cは私と暮らすようになった
バイトも変えてHとの関わりは消えた
Cは薬のことなんてわからずに
私との営みにハマる

ほかの女じゃ満足なんて薬抜きでは無理


かわいいC…

私は手に入れたCを


離さないからね

私の恋の邪魔は誰にもさせない




ーENDー