私は、若干子供に問題を抱えています。
それに気付いたのは、随分経ってからでした。
私の母校に子供は進学するのですが、公開授業の後に、吊し上げになったり、私と子供を同時に罵られたり、辛いことが多々ありました。
けれども、主人は全く無関心。
あまつさえ、自分の子供の現実を認められないのか、子供に手を出し、そして私にも手を出す始末。
鼓膜が、破れました。
それ以来、稀にですが耳が聞こえずらくなることも。
器の小さい男と思いました。
夫は、確かに高学歴で優秀なのかもしれません。
けれども、コンプレックスの裏返し故に、プライドが高いのでしょう。
その一件以来、夫は二度とキレることはなくなりましたが、私は一生許しません。
夫も、私に対しては、完全に放任主義です。
何をしていようが、私には関知しない。
私自身、養ってもらっているので、最低限のことはします。
でも、ズボンプレスはしません。
アイロンもかけません。
最低限の食事しか作りません。
私が観劇が好きなので、たまにチケットを買ってきてくれますが、実は彼が観劇を観たいだけであり、私は彼が恥じないための同伴者。
観劇の帰りに食事をすることもあります。
それも、実は彼が食べたいだけ。
仲はいいんです、夫とは。
けれども、一度失った愛情を取り戻すことは、ないのかもしれません。
あの暴力行為を知ってからは。
内でも外でも、辛い目にあってきました。
青春時代?
楽しかったけれど、およそ男性とは縁がなく、親しい友人とわいわいすることが青春でした。
ですので、悪友の桃子に出会い系を誘われたとき、抵抗がなかったのは、そういった背景があったからなのかもしれません。