WFS JAPAN -2ページ目

WFS JAPAN

WFS公式日本語版

Financial issue became a decisive point for Savchenko, Massot





新たにペアを結成したアリョーナ・サフチェンコ&ブルーノ・マソーは、ドイツ代表として戦う決断を下した。彼らがこのような決断を下すに至った重要なポイントの一つが、財政的な問題だった。

そしてドイツの雑誌Bildは、ペアとコーチであるインゴ・シュトイアーとの関係が終了する可能性が高いことについても示唆している。

2014年9月29日、ドイツスケート連盟はサフチェンコ&マソーがドイツ代表となることを決めたことを発表した。

『私たちは最高の環境でトレーニングを続ける為の支援をとても必要としています。そういった財政的な理由から、私達はドイツ代表として競技をする決断をしました。』とマソーはFacebookに綴った。『フランススケート連盟はアリョーナがドイツからフリーになるのを待って財政支援をしようとしていましたが、ドイツ連盟は僕の状況に関係なく支援をする準備が整っていたのです。これが決断の一番大きな理由です。』

ISUの規定によって、異なる国籍を有するペアでも、競技会に出場する際は1つの国の代表として出場しなければならないため、ペアのどちらかは代表国を変えなければいけなくなり、前の国が許可するまでペアは国際大会に出場出来ないこともある。2014年7月の時点で、サフチェンコは彼女自身はドイツ代表として競技に出場することを望んでいるが、マソーの希望はフランス代表なのだと言っていた。

それに加え、ドイツのメディアが伝えるところによると、5度の世界チャンピオンとなった経歴を持つサフチェンコが、コーチであるインゴ・シュトイアーとの協力関係の継続を止める可能性もあるという。シュトイアーはこのような展開は勿論予想だにしておらず、Bild誌によると、サフチェンコがシュトイアーに相談せずこの決定を下したことに、彼は酷く失望したという。

『ドイツ連盟とのミーティングの後、僕たちは資金的な面でお互い歩み寄ろうと彼と話をしました。僕たちは、彼が僕らの為にしてくれた素晴らしい仕事に対する、可能な限りの支援を連盟から得たいと考えていたのですが、今のところ、彼との合意には至っていません。』とマソー。

サフチェンコ&マソーがペアを組む以前から、インゴ・シュトイアーのコーチ業における財政問題は始まっていた。この問題に直面するのは、彼にとって今回が初めてのことではない。同様の問題が、サフチェンコと以前のパートナーであるロビン・ソルコビーの時から、長い間付きまとっていたのだった。

そしてシュトイアーは、サフチェンコ&マソーのトレーニングプロセスに、カナダのスペシャリストであるリチャード・ゴーシェとブルーノ・マソーも関わっている現在の状況にも納得していなかったという。

『僕たちは、最高のコーチから最上の経験を積むために、チームを広げたいと思っています。』とマソーはコメントした。


Photo: Süddeutsche.de