パス練習に話をうつします。
当面夏の大会までに目標とするレベルは、今年の3月に試合をしたオレンジのチームのようなパスワークです。
ここでは、「なぜオレンジのチームはパスがつながるか?」を掘り下げて考えたいと思います。
あの試合のDVDを何度も繰り返し見て気づいた点は次の3点に集約されます。
1.レベルの高いボールマスタリー能力を持っている
2.正しい姿勢で、正しい場所で、強いキックを蹴ることができる
3.攻めに転じる際の選手間の位置や距離がいい
1についてですが、この能力が高くなると自然と顔をあげてプレーすることができるようになり、仲間の位置を把握できるようになります。また、足の様々な場所を使い相手選手との間合いを微妙にズラし、キープしたりパスコースを作ったりできるようになります。
2についてですが、5m程度のパスですが右足でも左足でもしっかりとインパクトしてます。筋力が完成していない子供達にとってインサイドキックやインステップキックは難しい技術ですが、これをしっかりできることはパス
サッカーをするためには必ず必要な条件です。
3についてですが、DVDを見ては止めて確認しました。サッカーは守備の際には固まり、攻撃の際には広がります。この広がる走り出しができてました。そして1の技術でタメをつくり仲間が広がる時間を作り出し、1の技術でズラしてパスコースを作り出してました。また全員の位置がフラットになることなく三角を作り出すため、一度下げるパスを有効に使うことができてました。
このような視点で練習に取り組みたいと思います。
K
iPhoneからの投稿