茂木幸乃のブログ

茂木幸乃のブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
現在高校一年生の弟が、平成25年に書いた短編小説です。
読んでみてください。

『満月の夜』

「ペッタンポッタン、ペッタンポッタン」
と満月のところで3匹のうさぎが仲良くもちをついていました。名前は、ぴょん、びょん、ぼんです。色は金色です。

もちは、ぴょんとびょんがついて、ぼんが丸めます。

ある満月の日、ぼんが丸めようとした時大事な大事なお米で作ったもちがころげていきます。おもちころりんです。3匹は追いかけます。

「待てえー」と追いかけていたら、おもちが地球の方に落ちていったのを見ると、一番重いぼんがとびこみ、2匹はぼんをつかみましたが3匹とも落ちてしまいました。「うわーあ」と叫びながら。

草原の上に3匹気絶していました。一番最初に起きたのはぼんです。
「あれ、どこにいったのかなあおもちさん」
と言っていました。3匹は変身するのが得意でした。変身できるのは10分です。家に帰ろうとしましたが、月は遠い遠い向こうです。絶対に届きません。

ぼん達は、人に変身して町にいきました。ぼん達は、一軒の家に入りました。その家には、なおとくん、おじいちゃん、おばあちゃんがいました。その家で少しお話を聞いている内に、十分がたってしまいました。

その時、ぼん、ぴょん、びょんの変身が切れてしまいました。それでなおと達に本当のことを教えました。おばあちゃんやおじいちゃんはびっくりしていました。でもなおとは、嬉しそうでした。金色のうさぎなんて見たことがありませんでした。

なので、おじいちゃん達になおとは、「一晩泊めてあげようよ」と言いました。おじいちゃん達は、
「そうじゃのお、いいよ」と言ってくれました。うさぎ達は喜びました。

うさぎ達はこういいました。「次の満月の日まで泊めてください。満月になると、星さん達が僕たちがいないのに気づいて助けに来てくれます。それまでお願いします。」とびょんが言いました。それに揃ってぴょん達もお願いしますと言いました。

そしたらおばあちゃんが「いいよ。」と優しく言いました。なおとは、うさぎ達と寝ました。

次の朝、かばんの中にうさぎ達は得意の変身で小さい生き物になって、隠れていました。授業中は、かばんから黒板を見ていました。うさぎ達もいっしょに勉強して、地球のことを少しわかりました。学校内を時間をはかって回りました。それが毎日続きました。

それで満月の日が、やっときました。その日、うさぎ達にもちを3つもらいました。うさぎ達は流れ星が流れるのをずっと待っていました。

流れ星が流れました。その時、「僕たちを月にお戻しください。おねがいします。」と、4つめのおだんごを星にささげました。

そうすると星が「ヒュウウ。」と落ちてきました。そしてうさぎ達が星に乗って満月の月に戻っていきました。そしたら、おじいちゃん達は寝ていました。

次の日の朝、玄関にはうさぎが一匹いました。そのうさぎはおもちを食べるうさぎだったとさ。