いつから、自分をだせなくなったのだろうか。

初めてはっきりと誰かを好きになったのは、高校生のとき。
男子校だったのですが、一年生のときに同じクラスになったT君。
体操をやっていたらしく体格がよく、顔は高橋克典に近い感じ。

席は2列離れていましたが、横顔を見れる距離感だったため、毎日気がついたら、T君のことを見つめていました。
T君もそんな(怖いくらいの)目線に気付き、目があって、気まずさから僕は目をそらすのですが、また見つめるみたいな事が繰り返されていました。

だから、T君は僕のことをゲイだと当然気付くわけで、からかって壁ドン(当時もあったのね)とか、キスするふりとかしてきて、僕は「バカじゃないの」と交わしつつも、それはそれは幸せな時間でした。

もちろん、高校の三年間、T君と何か起きたとかはなく、ノンケの男子校生のノリで、AVの貸し借りとか合コンに参加とかしていたら、T君も「なんだ、ホモだと思ってたけど、違うのか」とあっさりホモカテゴリーから外されました
どうにもならない苦しさはありましたが、幸せな時間だったと思います。

今の僕からすると、好きな人に目線を向け続けるなんて考えられないですが、当時は出来ていたんですね。見習いたいですキョロキョロ



ランキングに参加しています。よろしければ、ポチッっとお願いいたします。

にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)へ
にほんブログ村