Chouchou(シュシュ)は2007年に結成された日本の音楽ユニットです。
2011年の東日本大震災の復興を支援する曲として、同年4月にanother dawnが発表されました。
ただ申し訳ないことに、この曲の事を今の今まで、私は少しも知りませんでした。
久しぶりに震災の映像を幾つか見ていくうちにこの曲と出会い検索して
復興の支援のために作られた曲だということを知りました。
確かに、この曲を使用して誰かが作られた震災の動画に実によくマッチしていましたもの。
でも今回はその動画を使用いたしません。
震災で亡くなられた方たちも写されていらっしゃるので、ブログへのUPを控えることにしました。
代わりに作者がyoutubeにUPされていた動画をお借りすることにしました。無断です。m(_ _ )mゴメンナサイ
この曲が、東北の方たちの力になっていればいいですね。
another dawn - Chouchou
another dawn
vocal: juliet Heberle
music: arabesque Choche
lyrics: Chouchou
遠くに見えた 私たちの闇
風を纏う間には 忘れさせて
この世界に 耐えられはせずに
この道を歩くの 行方知らず
白む空の向こう 私を 私の火を
教えてくれた赤い光には
ただ目をつむるの
祈りにも 悲鳴にも異なる声をあげて
今すべてが止まるようにと
願いを心から言った
遠くに見えた 音の無い光
あのいかづちすらも 今は彼方
あの嵐を 逃げてこれたのね
風を纏い飛んだ あの鳥達
いつか 抱いた夢 花 貴方の声まで
満ちあふれたもの全て消えても
逢いたいと思ったら
ねぇ いつか闇の果て 心の奥にいても
溢れる陽を 思い出したら
「帰ろう」と貴方から言って
帰るわ
あの日消えた 夜明けへと
いつか 帰るわ
2011.04.02 Chouchou
この度の震災に寄せてChouchouで音源を作りました。
売り上げで義援金を募る事も考えましたが、個人で皆様のお金を扱う事の危険性や、音楽を本当に必要としている方に音が届かない事は避けたいと考え、この曲はフリーダウンロードにさせて頂きます。
しかし実際問題として、今現地で必要とされているものは、何より義援金だとも思います。
そこで、ダウンロードされた方に、任意で募金をお願いしたいと考えています。 ダウンロードされた方で、この方法に賛同してくださり、かつ金銭的に余裕がある方がいらっしゃいましたら、一曲分150円、動画の場合は300円、募金をお願いしたいです。
募金先は問いません。コンビニでの募金でも構いません。
参考までにオンラインで募金が可能なサイトを下記に記載しておきますので、参考にして下さい。
残念ながら、哀しみの渦の中にいる方には音楽は全く無力かもしれません。
でも、そんな方々がまた夜明けを感じる事が出来た時、よりよい明日があるように、僕らにも、彼らにも、この音楽が役立つ事を願って作りました。
今暗闇の中にいる人が、またいつか歩き出せる事を願って。
Red Cross
日本赤十字社
2014年3月5日追記
あれから3年の年月が経とうとしている中で、「another dawn」に関して僕達の中で考えさせられる事が増え、皆さんにお伝えしなければならない事があると思いこの文章を書きました。
Chouchouの楽曲はどれも、僕達の主観的な想いや価値観を主軸に、皆さんにもその想いが届くように作っているつもりです。 加えてこの楽曲には特に、更に2つの願いを託しています。
1つは、金銭的に被災された方の助けになる事、そしてもう1つは被災された方やその周りの人達が、少しでもより良い明日を描けるように、ほんの少しでも手助けをしたいという事です。
1点目に関してはフリーダウンロードのページに記載しているように、皆さんへの任意の募金をお願いし続けています。
可能な方にのみ金銭的な支援がお願い出来るという面と、フリーダウンロードという性質上今後時間をかけてそれがずっと継続していけるという面が良いと思い、そうしました。
微力ながら、僕たちもこの曲の二次利用で利用料を頂く場合、その利用料は全額寄付させて頂いています。
しかし、2点目に関しましては、リリース時からずっと僕達の中でも大きな葛藤があった上で託した想いで、あれから3年の月日が経ち、今ならもう少し違う言葉で説明出来るかと思っています。
その葛藤とは、僕達が、音楽を使って本当に苦しんでいる人の手助けをしようとするなんて傲慢過ぎるのではないか、というものでした。
そこで、another dawnを発表した際に「残念ながら、哀しみの渦の中にいる方には音楽は全く無力かもしれません」という一文を加えました。
僕自身、父を亡くした時に、また亡くしそうになっていた時に、そこにはどんな音楽も無く、また何が聴こえたとしても、ほんの少しの救いにすらならないと感じた記憶があります。
音楽をずっとやり続けてきた者として、そういう時に音楽が無力になってしまうという事は、中々認めにくい気持ちもありますが、そんな自分ですらそう感じたのであれば、きっとそういう事なんだろうなと今は思っています。
もう少し具体的に言えば、僕が思う「哀しみの渦の中」というのは、直接的に死に直面している瞬間をイメージしていました。
人が人の死に直接的に触れている時、それは普段生きているどのタイミングよりも、より強く自分が今生きている事と、いずれ来るであろう自分の死を実感させられるわけで、それは誰にとっても凄く真剣な事だと思います。
そして少なくとも僕の今までの人生において、それ以上に哀しみや恐怖を感じた事は一度も無かったからです。
しかし、そこから今一度、僕ら皆が普段生活している日常に戻ろうとした時に - 1歩目を自力で踏み出した後にだったら - ひょっとしたら助けになれるかも知れないと(それでも本当に傲慢かも知れないですが)曲をリリースするに至りました。
さて、この曲に限らず全てのChouchouの楽曲の二次利用に関しまして、今まで様々なオファーを頂きました。
その都度、自分達でも色々悩みつつも、お断りしたり、承諾をさせて頂いたりしたわけですが、中には事前に連絡を頂けない場合もあります。
昨今のネット上の作品の二次利用について、色々な部分でまだ過渡期である以上対応に悩むケースも多々ありますが、Chouchouとしての活動を守っていく上で、削除申請などのあまり本意ではない厳しい決断をしなければならない事もあります。
しかしこの曲に関しては、僕らの普段の活動原理とは違う所でリリースした物である為、特に承諾していない作品に二次利用されていたとしても、事実上、黙認をしている間に時間が経っていきました。 ただ、あれから3年が経ち、そもそものリリースをした時の想いを再確認してみて、やはり僕達は前述した2つの願いをこの曲に託していて、その想いは二次利用される方々にも尊重して貰いたいと思っている事は間違い無いのだなと今感じています。
勿論、色々な価値観、考えを沢山の人が持っているこの世界ですから、僕の考えや、価値観を押し付ける事はしたく無いです。
ですが、僕達がこの曲をリリースした時に託した想いを、少し汲み取って尊重して頂けたら、嬉しいです。
今なお暗闇の中にいる人がいつか歩き出せる事を願っています。
arabesque Choche / Chouchou
by westwolf