その女性は、「いい女の秘訣」を教えてくれた。



「女が大切にしなければいけない事、それは外見。その次に香りだよ。」


その女性は、容姿に関しては誰もがうらやむ綺麗さを持つ。

もちろん、その綺麗さに対しては人一倍努力していることも僕は知っている。


その彼女が2番目に大切にするものが、


「香り」


確かに女性から香るものは同姓、異性にとっても印象を決めるまさに第二印象。



その中でも、髪から香るにおいはとても大切だと語ってくれた。


シャンプーやトリートメント、スタイリング剤はさることながら、カラーやパーマをした後の

残った匂いにも注意をはらいたい。

その部分をプロとして美容師に求めたいと教えてくれた。


「臭覚」は五感の中でもっとも大切なひとつ、香りによって人は安らぎ、喜び、気分を

自由自在にできる。


今以上に「香り」に対してこだわりを持つ事を教わった。

6年間、お世話させていただいた女性とひょんな事からお互いの年齢を確認した。

僕はその女性を年下だと思い込み。

その女性は年上だと思い込んでいた。


しかし、答えは。

その女性は自分よりも2歳上だった。


互いにびっくりし、なぜかショックも受けた。

長年、いろいろな女性と出会って少なからず分かってきたつもりなだけにショックを受けた。


なぜそう思い込んだかお互いに考えた。


考え方、ファッション、仕草、外見、いろいろと答えを出し合ったが納得がお互い出来なかった。

答え合わせは次回までの宿題。


「初心、忘れるべからず」

まだまだ、女性は奥が深いものだと改めた。
「今日はいままでにない事をしたい。」

一声目にその女性は僕に言いました。


正直びっくりしました。


なぜかと言うと、彼女は自分の意志をしっかり持つほどの自立した女性で迷うことを知らず、いつも的確なものを持ち『変わる』と言うことを嫌う人でした。


それが今日は正反対な意思を僕に言ったのです。


内心の思いを問うと彼女は教えてくれました。

「人生を初めて迷っているんです。」

30歳半ばで仕事一筋で恋愛にも目も眩みやってきた。
そんな自分に親友が有名な占い師にみてもらう機会をプレゼントされ経験したそうです。

そこで彼女は言われたそうです。

「あなたは結婚し、幸せな家庭を持ちます。」

彼女の頭の中にはその言葉は存在しなかったようです。

しかし、これは何かのチャンスなんだと僕の所に来て自分を変えることから始める事にしたのだと教えてくれました。

僕も今までにない経験をしてもらい変わることの喜びと達成感を伝えました。

彼女は瞬きすらせず変わる自分を見つめ、最後には万遍な笑みでこう言いました。

「この気持ちは初めてです、はまりそう。」

変わり方を間違えなければ、人は簡単に幸福になれるのだと改めて実感しました。