2016年7月28日

 

Am9時、主任のベテランヘルパーさんが来た。

 

私はずーっとパパの手を握っていた。

 

ヘルパーさんと「少し体を拭きましょうか?」と話して

 

ヘルパーさんがお湯の準備など始めたら、

 

パパの胸が上下する呼吸が静かになってきた。

 

あまり上下しないで呼吸がゆっくりになった。

 

私は明らかに違いがわかった。

 

息子たちも全員いる。

 

ヘルパーさんに、「様子がおかしい、呼吸が変わった。」と

 

訪看さんに電話するように頼んだ。

 

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家族全員でパパの顔を見ていると

 

両目をぱっちりあけた。

 

何日かぶりに眼をあけてくれた。

 

私たちは、全員で手を握り

 

「パパ!わかる?」「パパ!大丈夫だよ」「見える?」

 

誰が何を言ったかはわからないけれど、声をかけあった。

 

すると、パパは、

 

ゆっくり一人一人確認するように私たちを

見た。

 

長男が「パパ、愛してるよ!」と言うと。次男も三男も

 

「パパ、愛してるよ」と何回も何回も言った。

 

そして、「パパ、ありがとう!」「ありがとう!」と

 

「愛してるよ!」の

 

言葉が部屋中にあふれた。

 

私は、しっかりパパの眼を見て、

 

「ありがとう、安心して」と何度も言った。

 

それから、数回、呼吸をして眼を閉じた。

 

閉じた目の脇に一粒涙が光っていた。

 

こんなことがあるんだ。

 

パパは、本当に穏やかに静かに

 

何の不安もないような顔をしていた。

 

眼を閉じてからも「まだ聞こえてるよ!」と息子が言って

 

「愛してるよ、ありがとう」を

 

顔を触ったり手を握ったりして

 

ずーっと、声をかけつずけた。

 

この間、10分もなかっと思う。

 

でも、奇跡のように眼を開けていた数分間は

 

絶対に家族は忘れない。

 

数分の奇跡は全員生涯の宝物になったと思う。

 

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訪看さんが来て、心肺が停止していることを確認した。

 

そして、在宅医の先生が来て、旅立ったことを確認した。

 

それから、訪看さんと家族で、パパのお気に入りの服に

 

着替えさせてあげて、

 

もう一度私のひざまくらをしてあげた。

 

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読者の皆様

 

お読みいただきありがとうございました。

 

今後、私の事実にもとずいてまとめたものを

 

書いていきます。

 

そこで、お願いがあります。

 

何か心配なこととか、知りたいことがあったら、

 

メッセージください。

 

私のわかる範囲でお伝えします。

 

私は、当事者になるまで知らなかった、

 

病院のこと、在宅医療の事、お金のことを

 

情報として知っておくのも役に立つことが

 

あるかもしれないし、

 

自宅看取りをしようと帰ってきたけれど、

 

いろいろな状況から病院に戻ることもできるし、

 

その時その時のベストを考えられることを

 

お伝えしたいです。

 

まとめるのに、少し時間を下さい。

 

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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