やって参りました架空企画、久々登場の中村孝明さん
※本人とは関係ありません、架空なのでご了承ください


―ドネアxリゴンドウの直接対決から時間は経ました
今回はその後の2人について中村さんに語って頂きます


中村
「そうですね、あの試合以来私の中から悲しみは消えません
ご飯食べてる時やモバゲーやってる時にも、表面上は楽しさを感じていますが底の部分にある喪失感は今も消えないままですね」


―孝明さんにとってボクシングの存在が日々の暮らしにも大きな割合を占めているんですね


中村
「そうですね、特にドネアに対して感じたサムシングは他のボクサーに対しての比では無いですね

期待や憧れ、もしかしたらドネアの未来に自分自身を重ねていたのかも知れません」


―そして失意の敗戦後、ダルチニアンとの再戦を行うわけです


中村
「ドネアが世に出るきっかけになった試合、その相手でもあるダルチニアン

因縁の対決と一部で言われていましたがそれは寧ろダルチ視点での印象でしたね」


―対戦前はドネア圧倒的有利の評でしたよね?
ドネア側からしたらどういう想いで向かった一戦だったのでしょうか?


中村
「一度倒した相手で、フェザー級の試合という事もありただ勝つだけで無く内容が問われる試合だったと思います

まあ、内容に関しては言えばドネアは毎試合求められる立場ではありましたけど・・・」


―そして蓋を開けてみるとよもやの大苦戦、序盤からドネアは精細に欠いたような印象を受けましたが


中村
「ウェイトコンディションというよりメンタル的なものがあったと思います、いわゆるモチベーションの低下でしょうか、試合前の表情から不穏なものを感じざるを得ませんでした」



 
中盤、ダルチニアンの猛攻を受けてグラつく場面も


中村
「この階級のダルチはさすがにパワーヒッターではありません、しかしその攻撃でドネアが明らかな劣勢に立たされていたのは間違いありませんでした」


―孝明さんはどんな心境で観戦されていたんですか?


中村
「仕込みの際中でしたが、手を止めて棒立ちで観ていました・・・」




 

―徐々に激しい展開になりますがダルチに気押されてしまうドネア、ポイント的にもかなり劣勢に感じましたが


中村
「そうですね、ここで負けてしまうのかという不安から私は厨房で暴れてしまいました・・・・


包丁を7本程度ダメにしただけで済んのは不幸中の幸いでした」


 



―・・・・・そして劣勢からの9R遂に伝家の宝刀が炸裂します


中村
「最後まで信じていて良かった、山あり谷あり、最後は初戦と同じく左フックで仕留めました!」


―8Rまでの採点はダルチニアンリードが2者、ドローが1者でしたが


 


中村
「ドネアもポイントで劣勢なのは分かっていたでしょう、だからこそKOするしかない所でフィニッシュを叩き込んだ

これこそがドネア、スターです!!」


―ヒヤヒヤもので観戦されていたと思いますが、勝った時はさぞ嬉しかったんじゃありませんか?


中村
「勿論ですね、ただ仕込みを全くやっていなかったのでの日は臨時休業でした


―いいんですか休業にしちゃって(笑)


中村
正義は勝つ!大丈夫!


―・・・・取り敢えず次回はリゴンドウ編です



さようなら~