WESTERN ISLAND

WESTERN ISLAND

理想と現実はまるで別物。
それでも生きていく理由はある。


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雨音に身を委ねていたら
せっかくの一日が終わっていた

心の喪失感というのは
定期的に訪れるけれども
それが「今」だけでなく
「過去」さえも巻き込み始めたら
想いが止めどなく廻り続ける

わかったところで
なにかの救いになるわけではないのに

「愛」を生き様と言えるのは素晴らしく
感動もするし、尊敬もするし、
そんな生き方をしたいと心から思う

「愛し尽くす」という表現は
ちょっと美しくないけれども

久々に、昔、手離してしまった彼らを
重ねてしまっている自分がいる

一番に愛を教えてくれて
一番に愛を与えてくれた人が
一番に愛を手放すなんて

未だに理解ができないのです

結局のところ「愛」とは
希望か、絶望か、の紙一重
ということで良いのだろうか

わたしは
愛に希望を見出だす派なので
そういった考えもあると知ると
とてつもなく苦しくなるのです